■緊急報告の必要な疾患 |
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■病棟・部署から感染制御部に緊急報告すべき場合 |
1)
感染性の高い疾患の発生時または疑われるとき · インフルエンザ · 感染性胃腸炎(ノロウイルスなどによる流行性嘔吐下痢症) · 流行性角結膜炎 · 腸管出血性大腸菌感染症 · 疥癬 2)
上記以外でも食中毒や重篤な院内感染症が疑われるとき 3)
保菌を含めて1例目の発見をもってアウトブレイクに準じた対応を行う薬剤耐性菌検出者の再入院時 · カルバペネム耐性腸内細菌目(科)細菌(CRE) · バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA) · 多剤耐性緑膿菌(MDRP)※2剤耐性を含む · バンコマイシン耐性腸球菌(VRE) · 多剤耐性アシネトバクター(MDRA)※2剤耐性を含む 4)
海外の医療施設に入院していた患者が転院したとき |
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■検査部から主治医または病棟・外来に電話で緊急連絡すべき場合(ICTにはメールで報告する) |
1)
血液・脳脊髄液培養が陽性であることを確認したとき 2)
緊急の伝播防止が必要な感染症起炎菌検出時 · 結核菌(塗抹陽性を含む) · 腸管出血性大腸菌 · 髄膜炎菌 |
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■検査部から ICT にメールで報告すべき場合(病棟には原則として直接連絡せず Thinkに検査結果表示) |
1) 多剤耐性菌検出時 · バンコマイシン耐性腸球菌 · バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌 · 多剤耐性緑膿菌(カルバペネム・キノロン 2 剤耐性を含む) · 多剤耐性アシネトバクター(カルバペネム耐性を含む) · カルバペネム耐性腸内細菌科細菌 · 基質拡張型 β ラクタマーゼ(ESBL)産生菌 · メタロβラクタマーゼ産生菌 2) 緊急の伝播防止が必要なその他の病原体検出時(迅速検査陽性、入院患者のみ) · クロストリジウム・ディフィシル(CD トキシン陽性) · アデノウイルス · インフルエンザウイルス · RSウイルス · ヒトメタニューモウイルス · ノロウイルス · ロタウイルス |