■病原体別予防策と届出

類型は感染症法によるもの　●は保健所への届出が必要なもの

感染症病名をクリックすることで、感染症法に基づく医師の届出票（PDFファイル）をダウンロードできます。

感染症名	類　型	感染経路	予防策
ア行
アメーバ赤痢	五類●	経口・性行為	標準
RSウイルス感染症	五類	接触・飛沫	接触・飛沫
インフルエンザ（季節性）	五類	接触・飛沫	飛沫
	職員は発症から5日かつ解熱後2日まで出勤しない。患者は少なくとも1週間隔離。
E型肝炎	四類●	経口感染	標準
A型肝炎	四類●	経口・接触	標準
Ａ群レンサ球菌咽頭・扁桃炎	五類	接触・飛沫	飛沫
	皮膚症状があるときは接触予防策を追加
エムポックス	四類●	接触	接触
カ行
疥癬		接触	接触
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症	五類●	接触	接触
感染性胃腸炎（ノロウイルス・ロタウイルス等）	五類	経口・接触	接触
	職員は症状軽快2日経過まで自宅療養。患者の隔離期間は、下痢が消失して2日間経過するまで。
クロイツフェルト・ヤコブ病	五類●	経口・輸血・移植硬膜	標準
C.difficile（CD）感染症		接触	接触
	患者は下痢が消失して48時間（2日間）を経過するまで個室隔離。
結核（肺結核、喉頭結核）	二類●	空気	空気
	潜在性結核感染症も届出が必要
後天性免疫不全症候群（AIDS）	五類●	血液媒介・性行為、母子感染	標準
COVID-19	五類	飛沫・接触・エアロゾル	飛沫・接触・エアロゾル
サ行
C型肝炎	五類●	血液媒介	標準
侵襲性インフルエンザ菌感染症	五類● (髄液・血液から検出)	飛沫	標準
侵襲性髄膜炎菌感染症	五類●	飛沫	飛沫
侵襲性肺炎球菌感染症	五類● (髄液・血液から検出)	飛沫	標準
水痘（入院例）	五類●	接触・空気	接触・空気
タ行
帯状疱疹		飛沫・接触	接触
	播種性帯状疱疹、免疫不全患者の発症時は空気予防策
多剤耐性菌感染症（MRSA, VRE, MDRP, MDRA, ESBL等）	五類	接触	接触
	VRE感染症・薬剤耐性アシネトバクター感染症・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症は届出
腸管出血性大腸菌感染症	三類●	経口・水系・接触	接触
手足口病	五類	経口・接触・飛沫	接触・飛沫
伝染性紅斑	五類	接触・飛沫・母子感染	接触・飛沫
伝染性軟属腫（水いぼ）		接触	標準
突発性発疹	五類	経口・接触	接触
ナ行
膿痂疹		接触	接触
ハ行
梅毒	五類●	血液媒介・性行為・母子感染	標準
播種性クリプトコックス症	五類● (髄液・血液から検出、または髄液抗原陽性)	吸入 組織・角膜移植でまれに感染する以外はヒトからヒトへの伝播はみられない	標準
破傷風	五類●	外傷等	標準
B型肝炎	五類●	血液媒介・性行為・母子感染	標準
ヒトメタニューモウイルス		接触・飛沫	接触・飛沫
百日咳	五類●	接触・飛沫	接触・飛沫
風疹	五類●	接触・飛沫・母子感染	飛沫
マ行
マイコプラズマ肺炎	五類	接触・飛沫	飛沫
麻疹	五類●	接触・飛沫・空気	空気
マラリア	四類●	蚊	標準
ラ行
流行性角結膜炎	五類	接触	接触
	職員は2週間出勤を控える
流行性耳下腺炎	五類	接触・飛沫	飛沫