|
空気予防策および接触予防策、飛沫予防策を行う。 潜伏期は多くは10〜12日であり、最短7日から最長21日である。 発熱、咳嗽、鼻汁、結膜充血、眼脂などのカタル症状で始まり、発熱3日目頃から頬粘膜の白色粘膜疹(Koplik斑)がみられ、全身発疹が出現する。 発症1日前から解熱後3日間を経過するまで感染力がある。 基本再生産数(R0)が6〜21と、感染症のなかで最も強い感染力があり、予防策の徹底が必要である。 |
|
|
■平常時の対応:最も重要 |
|
|
1. 職員・実習生への対応 @ 職員はあらかじめ、麻疹の免疫獲得状況を確認しておく(※職員の抗体検査と予防接種の項参照)。 A 職員は免疫獲得状況を自分自身で把握する。免疫獲得状況をスタッフマニュアルの抗体検査結果メモに記載し、毎年新しいスタッフマニュアルが配布されたときや、健康診断で抗体価の結果が返ってきた際に必ず転記する。 B 委託・派遣業務従事者については、契約時の取り決めに準じて委託・派遣請負業者の責任で免疫獲得状況を管理し、当院から依頼があったときには、すみやかに提出できるようにする。 C
病院で実習を行う学生および指導教官は、実習開始前に学校の責任で当院の基準に準じた(※職員の抗体検査と予防接種の項参照)免疫獲得状況を管理し、実習前に当院に提出する。 D
医学的理由等で接種を受けることができない免疫抑制状態にある者等は、院内での麻疹患者発生時や地域内の流行時には、麻疹患者の医療・実習に従事しないこととし、麻疹に罹患しないよう十分に配慮する。感染・発症は本人にとって、また周囲への感染拡大という意味でも危険性があるということをあらかじめ伝えておく。場合によっては出勤実習を控える等の措置が必要となる。 2. 麻疹が発生した場合への備え @ 平常時より来院患者に麻疹を否定できない発疹がある場合は、すみやかに陰圧室へ誘導、管理できるようにしておく。(麻疹患者対応の項参照) A 平常時から、発熱・発疹症状を有する患者には、症状、発症前1〜3週間の発熱・発疹患者との接触の有無、麻疹含有ワクチンの接種歴、海外渡航歴、国内旅行歴などを問診項目に含める。 B 疑い症状のあるときは、できる限り受診前に電話相談するようホームページなどに掲載する。患者へも指導を行う。 |
|
|
■国内流行期、地域流行期の対応 |
|
|
国内流行期(麻疹患者が複数発生している地域が国内にあるが、鹿児島県での発生はまだ無い場合)や地域流行期(鹿児島県で麻疹患者が発生している場合)は、患者に、症状、発症前1〜3週間の発熱・発疹患者との接触の有無、麻疹含有ワクチンの接種歴、海外渡航歴、国内旅行歴を確認し、麻疹が疑われるおよび麻疹発症者との接触歴がある場合、麻疹患者対応の項に準じて対応する。 |
|
|
|
■麻疹(疑い)患者対応 |
|
1. 感染管理・診療 @ 外来における麻疹患者対応 i. 外来での誘導・トリアージ・問診 l 麻疹が疑われるおよび麻疹発症者との接触歴がある場合、以下の情報を感染制御部(5708)に報告する。 1)発熱、咳嗽、鼻汁、結膜症状、コプリック斑、発疹などの症状の有無と発症日 2)麻疹確定者との接触歴(最初の接触日、最終接触日、接触状況 3)麻疹ワクチン接種歴(不明、1回接種、2回接種:医療従事者の場合、抗体価を把握していることもあり併せて情報収集を行う) 4)麻疹罹患歴 上記情報をもとに、感染制御部がリスクアセスメントを行う。 l かかりつけ患者から電話相談があった場合 上記情報収集を行い、感染制御部(5708)へ報告。麻疹に準じた対応が必要となったら、入院の可能性が低い外来患者であれば感染症外来(動線や運用については感染症外来の項を参照)を使用する。使用中の場合や入院の可能性が高い外来患者の場合はトリアージ施設を使用する(トリアージ施設の運用の項を参照)。 |
|
|
救急外来受診の場合、外来での同時診察は他者への感染リスクが高く、救急車受け入れにも影響するため、救急病棟6室や感染症外来、トリアージ施設を利用する。入院が必要とわかっている場合が患者状態に応じて最初からICU8室や救急病棟6室、B棟2階陰圧室への入室を検討する。 ii. 診療体制 l 麻疹(疑い)患者は、すみやかに陰圧個室で診察を行う(具体的な場所については前項参照)。 l 患者の対応にあたる職員・実習生は、麻疹ウイルスに対する抗体陽性(EIAIgG 16.0以上)が確認されている者、あるいは麻疹ウイルスに対する抗体が基準をみたさない陽性(擬陽性)であることが判明した後に麻疹含有ワクチンを一回以上接種している者、あるいは麻疹含有ワクチンの1歳以上での2回接種が記録により確認されている者に限定する。ただし、免疫を獲得していても、感染する可能性があるため、N95マスクを着用する(発症者が修飾麻疹であることが確定した場合はN95マスクは着用しなくても良い)。 l 診察の結果、麻疹疑いあるいは麻疹と臨床診断した場合は、すみやかに保健所に届け出るとともに、麻疹ウイルス遺伝子検査のための3点セット(EDTA血、咽頭ぬぐい液(COVID19 PCR検査に使用するスワブで可)、尿)の採取を行う。 l 治療上の必要性から入院が必要と判断される場合は、患者を空気感染対策が可能な病室に入院させる。ICU、救急病棟、C6病棟、一般感染症病室(B2病棟)に陰圧室があるため、患者状態にあわせて入院場所を決定し、移動の際には患者にサージカルマスクをしてもらい、すみやかに移動する。エレベーターは可能な限り職員用を使用し、搬送に関係のない職員や患者を同乗させない。 l 自宅での安静加療が可能と判断した場合は、患者を帰宅させるが Ø 感染可能期間内(麻疹発症前1日から解熱後3日を経過するまで)は可能な限り他者との接触は避け、公共交通機関や人が集まる施設を使用しないように指導する。 Ø 受診のために感染可能期間内に来院するときは、あらかじめ連絡してから受診するように伝えておく。 Ø 麻疹の重症度を考慮し、必ず在宅の介護者がいることを確認する。 Ø 一人暮らしなどで自宅での付き添い介護が困難な場合は、入院を勧める。 Ø 帰宅した場合もその後の把握および対策のため、解熱日を確認する必要がある。 |
|
|
A 病棟入院中の患者が麻疹と診断された場合の対応 l 入院中の患者に麻疹を疑う症状が認められた場合、すみやかに陰圧室管理体制とする。 ICU、救急病棟、C6病棟、一般感染症病室(B2病棟)に陰圧室があるため、患者状態にあわせて入院場所を決定する。移動の際には患者にサージカルマスクをしてもらい、すみやかに移動する。エレベーターは可能な限り職員用を使用し、搬送に関係のない職員や患者を同乗させない。麻疹と臨床診断した場合は、速やかに管轄の保健所に届け出るとともに、麻疹ウイルス遺伝子検査のための3点セット(EDTA血、咽頭ぬぐい液(COVID19 PCR検査に使用するスワブで可)、尿)の採取を行う。(本マニュアル末尾の参考資料参照) l 対応職員は麻疹ウイルスに対する抗体陽性(EIAIgG 16.0以上)が確認されている者、あるいは麻疹ウイルスに対する抗体が基準をみたさない陽性(擬陽性)であることが判明した後に麻疹含有ワクチンを一回以上接種している者、あるいは麻疹含有ワクチンの1歳以上での2回接種が記録により確認されている者に限定する。ただし、免疫を獲得していても、感染する可能性があるため、N95マスクを着用する(発症者が修飾麻疹であることが確定した場合はN95マスクは着用しなくても良い)。麻疹に免疫のない従業者は立ち入らない。 l 上記の対応実施後、麻疹(疑い)患者の行動を速やかに調査する(接触者調査の項参照)。 l 感染可能期間内(麻疹発症前1日から解熱後3日を経過するまで)の患者は、原則として病室外への外出は控えること。やむを得ず病室外に出る必要がある場合は、患者にサージカルマスクをしてもらい、すみやかに移動する。エレベーターは可能な限り職員用を使用し、搬送に関係のない職員や患者を同乗させない。 l 食器やリネンはディスポーザブル製品でなく通常のものを使用する。ただし、使用後のリネンは青色(血液体液付着時は黄色)ビニール袋に入れて処理する。また、接触感染を考慮し退室後のカーテンは交換する。 l 使用した病室は業者によるターミナルクリーニングやライトストライク照射は不要、アルコールクロスを用いた高頻度接触表面を中心とする清拭消毒を行う。1時間もあれば室内の空気は入れ替わるため、他患者を入室させても良い。 l 面会は最小限にし、麻疹に対する免疫がない者の面会は禁止する。 l 麻疹患者は少なくとも解熱後3日間隔離を継続する。 B 職員・実習生が麻疹(疑い)と診断された場合の対応 l 麻疹が疑われた場合、あるいは麻疹と診断された職員・実習生は直ちに勤務・実習を中止し、感染制御部と協議の上速やかに保健所へ届け出るとともに、麻疹ウイルス遺伝子検査のための3点セット(EDTA血、咽頭ぬぐい液(COVID19 PCR検査に使用するスワブで可)、尿)の採取を行う。 l 麻疹を疑った時点で速やかに、院内では感染症外来かトリアージ施設、もしくは陰圧個室で管理する。 l 接触者調査のため、麻疹が疑われた職員・実習生の行動範囲(行動した病棟内、行動した階全体、空調を共有している病棟すべて)を確認する(接触者対応を参照)。 2. 届け出・検査 @ 届出 l 医師は麻疹と臨床診断(@麻疹に特徴的な発疹 A発熱 B咳嗽、鼻汁、結膜充血などのカタル症状の3つをすべて満たす)した時点で、直ちに保健所に麻疹の患者発生届を提出する。ただし、接触者調査の対象者で麻疹の初期症状である発熱、カタル症状を認めた場合にも速やかに管轄の保健所に届け出る。 l 届出表は、https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/pdf/01-05-14-03-b.pdfからダウンロード可能(2026年5月閲覧可)。 l 届出後のウイルス学的診断(検査診断)の結果、麻疹と検査診断されれば麻疹(検査診断例)に病型を変更し、麻疹が否定されれば報告を取り下げることが求められている。 |
|
|
■接触者対応 |
|
|
|
|
|
1. 接触者の定義 接触者とは、感染可能期間内(麻疹発症〔発熱、カタル症状、発疹のいずれかが初めて出現した日〕の1日前から解熱後3日を経過するまで 発熱がない修飾麻疹の場合は発疹出現後5日を経過するまで)の麻疹患者と ・直接接触した者 ・飛沫感染可能な範囲内(患者から2m以内)で患者の咳、くしゃみ、もしくは会話等によって飛沫をあびた可能性のある者 ・患者から離れていても同一の時間(麻疹ウイルスは一旦空気中に出ると、その生存期間は2時間以下と考えられている)に空間(麻疹患者が行動した院内、行動した病棟内、行動した階全体、空調が共通の空間すべてを含む。)を共有した者 とする。 なお、修飾麻疹患者の場合は、典型的な麻疹患者に比較して感染力は弱く、接触者は ・麻疹患者と直接接触した者 ・飛沫感染可能な範囲内(患者から2m以内)で患者の咳、くしゃみ、もしくは会話等によって飛沫をあびた可能性のある者 とする。 2. 接触者調査・対応の実際 @ 接触者のリストアップと説明・確認 l リスクマネージャーは患者の行動歴調査から、接触者の定義に該当する者をもれなくリストアップする。鹿児島市の接触者リスト(リンク:sessyokusyalist.xlsx)に入力し、THINKのメール機能で感染制御部宛てに送信する。 l 連絡を行う際には優先順位をつけて順番に行い(原則として電話連絡)、優先順位のつけ方については病院長、感染制御部、ならびに保健所とよく相談する(濃厚接触者、ハイリスク者には速やかに連絡する必要がある)。→電話連絡事項の用紙を活用する l 可能な限り発症予防策としての緊急予防接種(曝露後72時間以内)に間に合うように各接触者へ連絡を行う(なお、曝露後72時間を過ぎていても、曝露していない可能性を考慮して、3次感染予防として緊急予防接種を検討することが望ましい)。 l 予防接種歴と罹患歴を確認し、記録に基づいた麻疹含有ワクチン接種歴が1歳以上で2回以上ない場合、あるいは検査診断された麻疹罹患歴がない場合は、麻疹を発症する可能性が高いことを説明する。 l 妊婦、免疫抑制状態にある者等で、接種不適当者に該当し、緊急予防接種が実施できない接触者は、人免疫グロブリン製剤の投与(曝露後6日以内)について検討する必要があるため、直ちに麻疹抗体価の測定が必要であることを伝える。 l 緊急予防接種、予防的人免疫グロブリン製剤投与を実施しても間に合わずに発症する可能性があることを対象者に十分に説明する。 l 緊急予防接種、予防的人免疫グロブリン製剤の投与の実施の有無に関わらず、麻疹を疑う症状が認められた場合は、すみやかに電話連絡の上、時間的・空間的に感受性者と接触しないような対策を講じた上で受診できるよう指導する。 A 接触者の発症予防策 l リストアップされた対象者の麻疹の罹患歴(検査診断されている場合に限る。)、麻疹含有ワクチン接種歴(1歳以上で接種した場合に限る。0歳での接種は接種回数に含めない)を確認する。 l 麻疹の罹患歴が検査診断により確認されている者、麻疹含有ワクチンを1歳以上で2回接種していることが記録により確認されている者、麻疹抗体EIA(IgG)16.0以上が確認できる者については発症予防策不要。 l
上記(麻疹の罹患歴が検査診断により確認されている者、麻疹含有ワクチンを1歳以上で2回接種していることが記録により確認されている者、麻疹抗体EIA(IgG)16.0以上が確認できる者)以外の接触者に対しては、直ちに緊急予防接種を検討する。 ü
麻疹患者と接触後72時間以内であれば緊急予防接種により発症を予防できる可能性がある。予防接種不適当者でないことを確認した上で、大至急麻疹含有ワクチンの接種を検討する(「麻疹含有ワクチン接種のガイドライン」MCVguideline_20190423.pdf参照) ü
接触後72時間を過ぎている場合、間に合わず発症する可能性があることを十分に説明したうえで、今後の予防を目的として、接種不適当者に該当しない限り、麻疹含有ワクチンの接種を積極的に検討する。 ü
麻疹含有ワクチンの接種不適当者に該当する場合(妊婦、免疫抑制状態にある者等)は直ちに麻疹抗体検査を実施する。抗体測定方法はEIA法(IgG)を選択する。抗体価が陰性または低いもの(EIA法で10.0未満)については人免疫グロブリン製剤の投与について検討する。同居家族の予防接種歴、罹患歴を大至急確認し、麻疹の罹患歴が検査診断により確認されている者、麻疹含有ワクチンを1歳以上で2回接種していることが記録により確認されている者、麻疹抗体EIA(IgG)16.0以上が確認できる者以外であって、接種不適合者に該当しない場合は、同居家族に対して緊急予防接種を検討する。 ü
曝露から6日以内であれば、人免疫グロブリン製剤の注射により発症を予防できる可能性がある。ただし人免疫グロブリン製剤において、筋注用製剤は麻疹発症予防に健康保険適用が認められているが、静注用製剤は認められていない。血液製剤であることを考慮のうえ、罹患するリスクと血液製剤によるリスクについて被接種者と十分に相談する。 ü
上記対応はそのときの状況に応じて検討し、優先事項を決定する。 C 接触者の健康観察 l
抗体陰性、あるいは不十分であった接触者は、麻疹患者との接触日を0日として、接触から5〜21日間(免疫グロブリン製剤を投与した場合は4週間まで)は麻疹を発症する可能性があるため、麻疹感受性者とは接触しない体制にする必要がある。予防策を講じた場合においても、発症を予防できない可能性があるため、同様である。 l
抗体陰性、あるいは不十分な接触者が発症の可能性のある期間内に発熱やカタル症状、発疹等の症状を認めた場合は感染制御部(5708)へ報告のうえ、麻疹患者に準じて、確定診断のための検査、管理を実施する(麻疹(疑い)患者対応の項参照)。 |
|
|
■接触者への電話連絡項目 |
|
|
1.
鹿児島大学病院、部署名、連絡先 2.
月 日に鹿児島大学病院にいたかどうかの確認 3.
月 日に鹿児島大学病院で麻疹患者と接触した可能性があることを伝える 4.
受診時の人数を確認する。(同行者の人数確認) 5.
受診者および同行者の麻疹罹患歴を確認する。(罹患:有・無・不明) Ø 罹患有の場合は検査診断された罹患歴かどうか確認する。 6.
麻疹含有ワクチンの接種歴を確認する。 Ø 0歳での接種は回数に含めないこと Ø 母子健康手帳等の記録で確認すること Ø 麻疹含有ワクチンには、麻疹ワクチン、麻疹風疹混合(MR)ワクチン、麻疹おたふくかぜ風疹混合(MMR)ワクチンの3種類があること Ø 記録に基づく予防接種歴(1歳以上):0回・1回・2回・不明 Ø 接種年月日とロット番号を確認 7.
検査診断された麻疹の罹患歴がある場合、または麻疹含有ワクチンの予防接種の記録が1歳以上で2回ある場合は、心配しなくても良いことを説明する。 8.
検査診断された麻疹の罹患歴がなく、かつ麻疹含有ワクチンの予防接種の記録が1歳以上で2回ない場合は、発症の可能性があることを説明する。 Ø
月 日から72時間以内に予防接種を受けることにより、発症を予防できる可能性があるため、直ちに医療機関(大学病院?)を受診するように連絡する。 Ø 月 日から72時間以上経過していた場合であっても、感染していない可能性を考慮して、3次感染予防にMRワクチンの接種を考慮する場合があることから、直ちに医療機関(大学病院?)を受診するように連絡する。ただし、間に合わない可能性があることを丁寧に説明する。 Ø 麻疹風疹混合(MR)ワクチンの接種不適当者に該当する場合は、 月 日から6日以内に緊急の人免疫グロブリン製剤の投与により発症あるいは重症化を予防できる可能性があるため、直ちに医療機関を受診するように連絡する。 Ø 感染していた場合、症状が出てくる可能性がある期間(健康観察期間)を説明する。 Ø 麻疹の初期症状(37.0℃以上(小児の場合は37.5℃以上))の発熱、咳・鼻水、眼球結膜が赤い、のどが痛いなど)を説明する。 Ø 健康観察期間は、毎朝・毎晩の検温を依頼し、人が多く集まる所を避けるように指導する。 Ø 健康観察期間に、麻疹の初期症状あるいは口腔粘膜の白いぶつぶつ(コプリック斑)あるいは発疹のいずれか一つでも認めた場合は、登校・出勤をせず、外出を自粛し、直ちに医療機関(大学病院?)または保健所への電話連絡を依頼する。 9.
人免疫グロブリン製剤筋注による麻疹発症・重症化予防投与量 ※いずれの場合も症状により適宜増減する。 適応:麻疹、A型肝炎およびポリオの予防及び症状の軽減 用量:ヒト免疫グロブリン投与量 1回 15〜50r/kg 筋注(150r/mL製剤※で 0.1〜0.33mL/kg) ※規格 人免疫グロブリン筋注用 450r/3mL製剤、1500r/10mL製剤 引用・参考:国立感染症研究所 感染症疫学センター 医療機関での麻疹対応ガイドライン第7版 国立感染症研究所 応用疫学センター 保健所における麻しん対策・対応ガイドライン第3版 国立感染症研究所 感染症疫学センター 麻疹含有ワクチン接種のガイドライン第1版 鹿児島市保健所 麻疹疑いの患者が来院されたら(医療機関用)hatunetukanzyazyusinnzi.pdf 2026年7月改訂 |
|