鹿児島大学病院 薬剤部

教授挨拶

ご挨拶

寺薗教授

 この度、令和5年7月1日付で鹿児島大学病院 教授・薬剤部長を拝命しました。初代 石橋 丸應先生、二代目 山田 勝士先生、三代目 武田 泰生先生と連綿とした伝統があります。このような歴史ある薬剤部の舵取りを任され、大変光栄に存じます。

 鹿児島大学では基本理念に「進取の精神」という言葉を掲げています。意味は、「我が国の変革と近代化の過程で活躍した先人の意志を受け継ぎ、自ら困難な課題に果敢に挑戦すること」とされています。これまで築き上げてきた伝統を受け継ぎ、時代に対応した新しいことにチャレンジできる薬剤部を目指します。

 医師の働き方改革が進む中、タスクシフト・シェアの担い手として病院薬剤師への期待はますます高くなってきています。現在、本院の薬剤師はこれまでの調剤業務に加え、病棟カンファレンスへの参加や栄養サポート、感染制御、緩和ケア、褥瘡対策、医療安全等のチーム医療を展開しています。これらに加えて、医療現場のニーズに対応した新たな薬剤師業務の創出を目指します。さらに、地域との連携をはかりシームレスな医療を展開したいと考えています。

 2024年度、新病棟(A棟)の完成に伴い薬剤部の職場がリニューアルします。気持ちを新たに薬剤部職員全員が有機的に連携し、これまで以上に明るく元気に働ける職場を目指し、職員全体が生き生きと医療現場で活躍できるよう薬剤部長として努めます。

鹿児島大学病院薬剤部 教授・薬剤部長 寺薗 英之

教授・薬剤部長 武田泰生

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