鹿児島大学病院の特定行為研修の特色

働きながら研修を受講できます!

私たちは、研修生が現在の仕事を辞めることなく、継続して勤務できるように集中研修期間を計画しました。
特定行為研修は、大きく分けて共通科目の修得と区分別科目(パッケージ)の修得に分けられます。

 共通科目の時間数250時間のうち、194時間はe-learningによる個別受講としているため、自宅でe-learningを活用し受講することとなります。共通科目の演習と実習では4月から6月まで月に1日、7月におよそ10日間、鹿児島大学病院での集合研修となります。

 在宅・慢性期領域パッケージでは、7月~8月(約30日間)にe-learningを約60時間程度視聴しつつ、1回/2週程度の演習・実習を行います。また8月中旬ごろには5日間程度の演習・実習を鹿児島大学病院で行います。特定行為の症例を積む実習は基本的に各研修生の自施設で実習を行っていただくことを予定しています。

 外科術後病棟管理領域パッケージでは、7月~9月(約50日間)にe-learningを約110時間程度視聴しつつ、1回/2週程度の演習・実習を行います。また9月中頃には5日間程度の演習・実習を鹿児島大学病院で行います。特定行為の症例を積む実習は基本的に各研修生の自施設で実習を行っていただくことを予定しています。

 術中麻酔管理領域パッケージでは、7月~8月(約40日間)にe-learningを約70時間程度視聴しつつ、1回/2週程度の演習・実習を行います。また8月下頃には5日間程度の演習・実習を鹿児島大学病院で行います。特定行為の症例を積む実習は基本的に各研修生の自施設で実習を行っていただくことを予定しています。

 

 急性期コースを新設致しました。急性期コースは術中麻酔管理領域パッケージを基本としてオプションで他の区分別科目を受講できるコースとなっています。オプションは術中麻酔管理領域パッケージで免除されていた特定行為(人工呼吸器と循環薬剤)と中心静脈カテーテル抜去、末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入となります。いずれの特定行為も臨床で活動するときに必要となりやすい行為となっています。

 

 年度によって日数は前後しますが、働きながら特定行為研修を受講できるよう職場を休む期間を極力少なくなるように計画しております。

 

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