私は地域歯科医療プログラムで半年間県外の歯科医院で研修を行いました。

まずは、前半の鹿児島大学での臨床研修についてです。私は鹿児島大学出身ということもあり、顔見知りの先生に再びお世話になるという状況でした。周囲の環境も変わることも無かったため、歯科医師としての仕事に集中することができたのではないかと思います。歯科医師としての自分に慣れるための半年間を母校である鹿児島大学で研修することができ、良かったと感じます。

次に、協力型施設での研修です。結論から言うと、研修先に選んで成功でした。ここには書ききれないほど多くのことを学び得ることができました。

これからの歯科医師人生の中で1年という年月はたかが知れたものですが、最初の1年は自分の理想とする歯科医師像を考える上での重要な時間になってくると考えます。そのような大切な1年を鹿児島大学で過ごすことは非常に有意義なものになるのではないかと思います。  

平成27年度修了 山本 祐士

私は、鹿児島大学 大学病院歯科医療B1プログラムで、矯正歯科、顎顔面外科、歯科総合診療部、保存科をローテーションしながら研修させていただきました。私は鹿児島県出身ではないうえに、他大学出身で最初は先生方や研修医のみんなとうまくやっていけるか非常に不安でした。いざ研修が始まってみると先生方や研修医のみんなが本当に優しくて、1年間の研修を終える頃には、鹿児島大学出身だと勘違いされるほど、すっかり馴染んでしまいとても楽しい研修医生活を送ることができました。もちろん、研修をさせていただく中で、出身大学との違いにとまどったり、大変なことも多々ありましたが、その分様々な考え方や術式を学ぶことができ、歯科医療に対する視野を広げることができたと感じています。研修中は、自分の未熟さや勉強不足、医療人としての自覚の甘さを痛感し、時にはミスをして指導医の先生に指導を受け、落ち込む日もありました。しかし、研修医控室に戻れば、研修医のみんながいて、悩みや愚痴を話し、互いに励ましあい、同じ立場の仲間達と共に成長することができました。今振り返ってみると、研修医という立場は、本当に恵まれた立場だったと思います。研修医として、勉強させていただけるのは、1年間という非常に限られた時間しかありませんし、研修医の時にしか学べないことがたくさんあると思います。そんな貴重な研修医時代を鹿児島大学病院で過ごすことができ、私は本当に良かったと思っています。

最後になりましたが、いつも貴重な時間を割いて熱心なご指導を頂いた指導医の先生方には心から感謝の気持ちと御礼を申し上げます。 

平成27年度修了 渡邉温子

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