センター教員の紹介

総合臨床研修センター センター長
岡本 康裕
鹿児島大学病院は、鹿児島県及び南九州における中心的医療機関・教育機関です。この鹿児島大学病院が実施している「桜島プログラム」では、地域の初期研修基幹施設および連携施設との”たすき掛け”研修が可能となっております。このことより、大学病院での高度な医療から、一般病院でのcommon diseasesまで、幅広い研修プログラムを組むことが可能です。特に、鹿児島ならではの離島における研修やドクターヘリと連携した救命救急医療センターでの研修など、多彩なローテーションが選択可能です。
平成29年度からは、北海道大学との交換プログラムも実施しており、本土の最南端に位置しながら、日本最北端の医療にも携わることができるようになりました。
古人曰く「かわいい子には旅をさせよ」。「桜島プログラム」では、多彩な経験と見分が君達を育てます。

総合臨床研修センター 副センター長
出口 尚寿
2022年2月1日付けで副センター長を拝命しました出口 尚寿と申します。「桜島プログラム」のこれまでの魅力をもっともっとパワーアップしたいと考えています。初期研修医の時期は、知らないこと、出来ない事だらけなのは当然であり、それを放置しないことが大切です。では、どのような解決法があるのでしょうか。知らないことに対しては積極的に質問し、できない技法は事前にしっかりシュミレーションすることが一つの方法です。鹿児島大学病院では、専門知識を有した上級医、指導医の数が多い点で十分な知識、手技面でのサポートができる環境であり、安心して研修ができます。研修センターの保有するシュミレーターを活用し、臨床現場で即実践できるようなトレーニングが出来ればと考えています。そして、達成感、充実感を毎日感じられるような研修にしたいと考えています。
「南で育つ」を合い言葉に共に鹿児島で学びましょう。

総合臨床研修センター 特任助教
前田 光喜
2024年4月より総合臨床研修センターに着任いたしました。私は「桜島プログラム」の一期生として、第一外科での研修に始まり、県内各地での2年間の研修を経て、多くの出会いと学びを得ました。精神科志望で入学した私が、最終的に外科医としての道を選んだのは、研修の現場で患者さんと向き合い、指導医の先生方とともに汗を流す日々の中で、自分の進むべき道を見出せたからです。
研修医時代には、「凪の海より嵐の海」の方が、後に語るべき豊かな経験になると実感しました。その思い出は、今も多くの仲間たちとの絆として続いています。
現在は呼吸器外科を専門とし、夫婦ともに医師として働いています。子育てや家庭との両立に悩んだ時期もありましたが、それぞれの立場や背景を抱える研修医の皆さんに、少しでも寄り添える存在でありたいと思っています。
多様な経験を経てここに戻ってきた今、桜島プログラムに恩返しをするつもりで、皆さんの挑戦と成長を全力でサポートしていきたいと考えています。一緒に、患者さんのために汗を流し、多くの笑い話をつくっていきましょう。

総合臨床研修センター 特任助教
坂江 遥
2021年8月から臨床研修センターでの勤務を行っております。当院の「桜島プログラム」の魅力は、何よりもたすき掛けで大学病院・市中病院のどちらでも研修可能な点で、当院で専門的知識を学び、自分の入局希望先科の体制を知ることができ、かつ市中病院でプライマリ・ケアを学ぶことが可能な点です。他大学から来られる研修医の先生にもお勧めのプログラムです。また、シミュレーターも多く用意しており、手技面でのサポートもできる環境が整っており、指導医も多く、安心した研修ができるという点も魅力です。随時研修医の先生方との面談も行っており、進路や悩み相談などを行い、充実した研修ができるようにサポートしております。
また、研修医の先生方の中にも妊娠・出産・育児などのライフイベントを迎える先生方が増えてきており、自身の経験から、無理なく勤務を継続していけるような精神的サポートをしていければと考えております。
学生の皆さんも気軽に声をかけて下さい。