医療情報部は、総合病院情報システムTHINK(Total Hospital INformation system of Kagoshima university)の運営・管理を行っている部門です。

診療情報管理部門-スタッフの声

診療情報管理士のこまごっ「泣くよか、ひっ飛べ!」


開催日

平成27年6月23日(火)

概略

平成27年度 第1回鹿児島県院内がん登録研修会

場所

鹿児島大学病院 鶴陵会館

参加者数 29名
内容

今年度第1回目の研修会は、「脳腫瘍」について当院の医師より講義が行われました。脳の解剖や発生するがん組織、治療などについて講義をしていただき、より知識を深めることができました。

 平日の夜の開催でしたが、多くの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。次回は、7月25日(土)『皮膚腫瘍』を行う予定です。

今年度も研修会を開催し、がん登録の精度向上に努めてまいります。

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開催日 平成27年3月21日(土)
概略 平成26年度 第6回鹿児島県院内がん登録研修会
場所 鹿児島大学病院 鶴稜会館
参加数 39名
内容

 今回の研修会は、前回までのアンケートでも多数のご要望をいただきました造血器腫瘍について、当院の医師より講義が行われました。現在がん登録業務に携わっていない方も参加され、血液系の癌や化学療法についての知識を深めていただきました。

 今年度も多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。来年度も研修会を開催し、がん登録の精度向上に努めてまいります。

12月6日(土)に当院で、鹿児島診療情報管理研究会 平成26年度第2回Bブロック会を開催しました。

 本研究会は、研究発表や意見交換等、会員相互交流を通じて、鹿児島県における診療情報管理の精度向上を図る目的で発足されました。さらに、活動を一層円滑に推進するために、県全域を4つの区域に分け、ブロック会を開催しています。

今回のブロック会には、7施設18名の会員・非会員が参加しました。

内容は、

1.鹿児島大学病院の業務紹介(DPC精度管理部門)

2.DPC/PDPSコーディングルール

3.独自病名追加登録について

4.入院時のDPC説明について

5.意見交換  でした。

今回の参加者は全員がDPC対象病院で勤務しており、DPCに関する情報共有や意見交換ができ、とても有意義な交流の場になりました。

今後も院内だけでなく、院外での活動にも積極的に参加し、知識を深め日々の業務に活かしていきたいと思います。

開催日 平成26年12月20(土)・21(日)
場所

かごしま県民交流センター

参加数

1日目 午前の部:45名 午後の部:72名   2日目 43名

内容

今回の研修会は国立がん研究センターの西本先生と江森先生、鹿児島県保健福祉部の莉原氏をお招きして講演を行っていただきました。

●1日目●

西本先生「データ集計からみえる問題点について 」

    「全国がん登録法制化とから見た鹿児島県のデータ 」

莉原氏「鹿児島県の地域がん登録と全国がん登録について」

●2日目●

西本先生「咽頭・喉頭、食道の解剖生理」

江森先生「咽頭・喉頭癌、食道癌の病期分類(解説・演習)」

がん登録実務者以外の方も参加され、より知識を深めてもらいました。多数のご参加ありがとうございました。

第6回研修会は、3月21日(土)に四部門合同研修会終了後に開催します。今後も定期的に研修会を開き、がん登録の精度向上に励んでいきます。

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11月15日に鹿児島診療情報管理研究会セミナーが開催されました。

 

今回は、健康保険法に基づく指導・監査を第1部のテーマとして、2名の講師が講演しました。

 

一人目は、今村病院名誉院長の野村秀洋先生です。

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国保審査委員会会長、鹿児島県医師会副会長でもあります。病院の管理者、

及び、国保審査会の立場から講演いただきました。

 

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保険診療の基本的なルールから、国保審査の具体的な流れ、個別指導の指摘事項のうち

優先して取り組むべき課題、社会保障制度改革と求められるデータの精度管理など、

診療情報管理士の日常業務に直結する内容で、話に惹き込まれました。

 

「今後、診療情報管理士へ期待することは?」という会場からの質問に対しては、

「監査結果を現場に返し、組織が改善したら、それを評価する役割を担って欲しい」との

ご意見でした。

 

医師事務作業補助者の業務拡大やコンピューダーシステムの発展など、量的・形式監査に関しては、

診療情報管理士でなくとも対応可能となってきています。今後、「監査」業務から「評価」業務へ

徐々にシフトし、診療情報の精度向上への推進力へ繋げていきたいと思います。

 

 

二人目は、当院の長岡が特定共同指導対策としての院内体制の構築について発表しました。

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院内の組織的な取り組みとして、プロジェクトチームの発足や、本番さながらの

シミュレーションの実践等、モチベーション維持に向けた活動を紹介しました。

 

また、診療情報管理部門として、病院情報システムの活用による診療録記載支援や

各診療科医局で開催した研修会の内容など、具体的な活動内容について報告しました。

 

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これらの活動を通して、組織の一員として診療情報管理士として求められる能力は、

「情報収集能力」「判断能力」「マネジメント能力」であると学びました。

 

 

第2部は鹿児島診療情報管理研究会研究発表会として、5名の演者に発表いただきました。

 

当院からは、山口が未コード化傷病名の減少に向けた取り組みついて発表しました。

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未コード化傷病名に至る要因、その改善に向けた院内の取り組み、MEDIS-DCに

標準病名マスタへの病名追加を要望する際のポイントなど、具体的な事例を交え発表しました。

 

 

野村先生には、セミナー終了までお付き合い頂き、最後には診療情報管理士として

励みになる講評を頂きました。

 

今後も、本研究会を通じて情報発信と自己研鑽に努めていきたいと思います。

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