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投稿者: 編集者
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12月14日に当院で、鹿児島診療情報管理研究会_平成25年度第4回Bブロック会を開催しました。
本研究会は、研究発表や意見交換等、会員相互交流を通じて、鹿児島県における診療情報管理の精度向上を図る目的で発足されました。さらに、活動を一層円滑に推進するために、県全域を4つの区域に分け、ブロック会を開催しています。
今回のBブロック会には、6施設15名の会員が参加しました。
【施設見学】
1.医療情報部、診療情報管理室、カルテ保管庫
・診療情報管理士との関わりが深い部署の案内。
・業務の流れや注意点、セキュリティ対策について説明。
2.新病棟(C棟)
・7月に竣工した新棟の案内
写真左:新棟外観
写真右:ヘリポートの案内風景
※ヘリの到着待機中や患者搬送中でも病院情報システムが利用可能であることを説明

【情報交換会】
以下の議題について協議しました。
・カルテ保管における課題
・紙文書を電子保存する際の精度管理
・薬物中毒のICD-10コーディングにおける分岐点
(F$とすべきか、T$とすべきか)
・DPC様式1における「輸血」の在り方
・複数部位にわたる傷病の、DPC診断情報への適切な登録
(副鼻腔炎を症例として)
・DPC診療報酬改定の動向と、「退院患者調査」結果の活用
・病名登録システムと病名マスタ管理
・院内における診療情報管理士の自己研鑽活動
診療情報管理に関する業務は、具体的な基準や手順が示されていないことも少なくありません。本会のような活動を通じて、診療情報の精度管理に努めていきたいと思います。