がん診療企画部門
私ども「がん診療企画部門」は、とくに「がんの成績向上」を目的として、
鹿児島県がん診療拠点病院としての活動と院内での活動を行っています。
新規5ヵ年がん対策推進基本計画では3つの柱が掲げられ、
- がんの成績向上
- 患者と家族の苦痛軽減と療養生活の向上
- がんになっても安心してくらせる社会を目指したものになっています。
私ども「がん診療企画部門」は、とくに「がんの成績向上」を目的として、鹿児島県がん診療拠点病院としての活動と院内での活動を行っています。
具体的には下に列挙しておりますが、とくに地域連携クリティカルパス(私の手帳)の刷新・整備と、医師・薬剤師・看護師等を対象とした県レベルでの研修には力を注いできました。
また院内においては、毎月第3木曜日にCancer Boardを行っております。がん関連20科と病理部、薬剤部、緩和ケアチーム、NST、リハビリなどのエキスパートが一同に会し、問題症例に意見を出し合い治療方針を決定していきます。あらゆる角度からの意見を公の場で出し合うことは患者さん自身に直結する恩恵も大きく、また教育上も有益なものになっています。
がん診療企画部門は、下記の分野を担当しています。
- 集学的治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療等の組合せや緩和医療を含む複数診療科間における相互診療支援等)及び各学会のガイドラインに準ずる標準的治療並びに応用治療に関すること。
- 地域におけるがん診療連携体制等がん医療に関すること。
- 地域連携クリティカルパスの整備に関すること。
- かかりつけ医等を対象とした早期診断や専門的ながん医療を行う医師・薬剤師・看護師等を対象とした研修に関すること。
- その他がん診療・研修に関すること。