がんゲノム医療部門

がんゲノム診療部門

2019年より「がんゲノム検査」が保険承認され、国は、がんゲノム検査と診断が独自に可能な施設として、全国11カ所の中核病院と34カ所の拠点病院を指定しました。
これらの病院が中心となって、全国122カ所の連携病院と「がんゲノム医療」を進めていきます。
本院は拠点病院として指定されており、がんゲノム検査の実施、結果解釈と診断さらに、それらのデータに基づく薬物療法を行うことが承認されています。
このため、がんゲノム医療が正しい形で運営されるように「がんゲノム医療部門」を設置しています。

ヒトの細胞には約2万個の遺伝子が存在し、その情報を元に必要な蛋白が作られます。この遺伝子をまとめて“ゲノム”と呼びますが、多くの固形がんの場合、その1~2%にあたる数百個の遺伝子異常が「がん発生」に関与します。そこで、100以上の治療に関連する“がん遺伝子”を網羅的に調べ、個別に最も適した抗がん薬の情報を提供するのが、「がん遺伝子パネル検査」による“がんゲノム医療”です。
がん個別化医療あるいは精密医療と呼ばれることもあります。「がんゲノム医療部門」では、このゲノム医療を国の求める体制で進めること、またホームページ内にあるような具体的かつ情報漏洩などのない検査体制でがん遺伝子パネル検査が行われるように管理していきます。

  1. がん遺伝子診断に関すること
  2. がんゲノム医療体制の管理、運営に関すること
  3. がんゲノム医療の研修に関すること
  4. その他がんゲノム医療に関すること

がん遺伝子検査パンフレット

担当者

 氏名職名専門分野
部門長 上野 真一 特例教授 臨床腫瘍学・消化器外科
副部門長 鈴木 紳介 特例講師 臨床腫瘍学・血液内科・膠原病内科・腫瘍内科
遺伝子解析担当 谷本 昭英 病理学教授 病理診断学・細胞生物学
遺伝子解析担当 赤羽 俊章 特例助教 病理検査・遺伝子検査

 

がん遺伝子診断

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