がん診療連携拠点病院とは?

全国どこでも質の高いがん医療を受けることができるよう、
地域における診療連携体制の確保を推進するため
「がん診療連携拠点病院」の設置を定められました。

がん診療連携拠点病院とは?

がん相談・連携部門

がん相談・連携部門

私ども「がん相談・連携部門」では、
とくに患者と家族の苦痛軽減と療養生活の向上を目的として、さまざまなサポートにあたります。

現在、日本人の2人に1人は「がん」に罹患します。ごく早期を除いて、本人や家族は、さまざまな苦痛を感じられることと思います。また経済的負担ものしかかります。がん対策推進基本計画では3つの柱が掲げられました。(2017年度~ 2022年度)

  1. 科学的根拠に基づくがん予防・がん検診の充実
  2. 患者本位のがん医療の実現
  3. 尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築

私ども「がん相談・連携部門」では、とくに患者と家族の苦痛軽減と療養生活の向上を目的として、さまざまなサポートにあたります。具体的には、皆様の心の葛藤や不安を十分にお伺いし、がんに関する情報提供や病状の解釈、気持ちの整理を共に 行いながら、ご自身が最適と思われる方向性に向かって進んでいけるよう支援します。その際には、大切な人や医療者とよい関係を築きながら進めることも大切にしています。

がん相談・連携部門の具体的な機能(取り組み)は以下のとおりですが、がんに関するパンフレットの掲示やがん患者サロンのご案内もしております。心配や疑問をご自身で抱え込まずに相談されることをお勧めいたします。

がん相談・連携部門は、下記の分野を担当しています。

  1. 各がんの病態、標準的治療法等がん診療に係る一般的な医療情報の提供に関すること。
  2. 地域の医療機関や医療従事者に関する情報の収集、紹介に関すること。
  3. セカンドオピニオンの提示が可能な医師の紹介に関すること。
  4. 患者の診療上の相談に関すること。
  5. 就労に関する相談。
  6. 各地域における、かかりつけ医等各医療機関との連携事項に関する情報の収集、紹介に関すること。
  7. がんゲノム医療に関する相談。
  8. AYA 世代にあるがん患者に対する治療療養や就学、就労支援に関する相談。
  9. がん治療に伴う生殖機能の影響や、生殖機能の温存に関する相談。
  10. 小児がんの長期フォローアップ。
  11. アピアランスケアに関する相談。
  12. その他、相談支援に関すること。

がん相談・連携部門長

道園 久美子

氏名 道園 久美子
経歴 平成7年鹿児島大学医学部卒業
平成7年鹿児島大学医学部第三内科入局
平成13年鹿児島大学医学部医学研究科修了 博士(医学)取得(医研469号)
平成24年2月鹿児島大学医学部・歯学部附属病院地域医療連携センター 副センター長
専門分野 地域医療ネットワーク 神経内科
鹿児島県がん診療連携がんパス 私の手帳
かごしまがんサポートハンドブック
がん診療連携拠点病院協議会
地域医療情報データベース せごどん
鹿児島大学病院 治験・臨床研究
鹿児島大学病院 遺伝カウンセリング室
県内のがん診療 連携拠点病院等
国立がん研究センター がん情報サービス
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