医療情報部は、総合病院情報システムTHINK(Total Hospital INformation system of Kagoshima university)の運営・管理を行っている部門です。

鹿児島大学病院における医療情報部のこれまでの取り組み

 トレンドカネモノ情報ヒト
1984年
医事システム
  • 患者待ち時間の短縮
1992年
オーダリングシステム
オーダリングシステムの開発・導入 既存の国立大学病院では最初の取り組み
  • 膠着化した病院機能の改善
  • 院内コミュニケーションツール
  • リエンジニアリング
ハイタッチの実現 物流(医療請求)システム導入の効果 手術実施入力
  • 診療報酬請求漏れの防止
  • 病院機能の近代化
1998年
院内物流システム
物流・医事請求システムの開発・導入 徹底した部門在庫管理の実現
  • 院内を110数箇所の請求部署に分け、請求・入庫・出庫入力を行う
  • 各部署の在庫をオンラインで参照
  • 患者個人の消費まで追える
  • 医事請求に至らなかった特材の把握
  • バーコードの活用
1997年 手術オ-ダリングシステムの開発・導入
  • 手術に関する申し込み、スケジューリング、術中の実施入力など手術に関する一連のシステム化
院内を110数箇所の請求部署に分け、徹底した部門在庫管理の実現
  • バブル経済の崩壊
  • 医療経済の逼迫
  • 病院経営改善
2000年
病院DWH
病院データウェアハウス(DWH)の開発・導入 従来の業務系システムと情報系システムの合理的な使い分け
  • 蓄積されている膨大な過去データの迅速な参照機能の開発
  • データの二次利用としての各種分析
  • 病院パイロット事業として、病院経営分析システムの開発に着手
1患者(1ベッド)1日当たりの収支のバランス 病院データウェアハウスの連携
  • 2000年問題対応
データ
マイニング
リスクマネジメントシステムの開発・導入

  • 輸血製剤の患者投与直前入力の実現
  • インシデントレポートシステム
  • 異型輸血の防止
  • 事故報告書(懲罰モデル)からシステム志向のアプローチへ
  • システム支援への期待と限界を見極める
棚卸し実施時間と在庫金額の推移 懲罰モデルではなくシステム指向のアプローチへ

輸血製剤の患者投与直前入力の実施
  • 2000年問題対応
2003年 特定機能病院へDPCの導入
  • 患者別原価計算
2004年 ・国立大学法人化
・管理会計システムの開発
・財務会計システムの導入
  • 毎月末の棚卸の徹底
  • 物流システムの機能強化
  • 管理会計と財務会計における物流データの活用
正確な利益の把握に大切な棚卸しを支援する プロブレム管理
  • DPC別原価計算
2006年
電子カルテ
電子カルテシステム(e-kanja記録システム)の開発・導入
  • 電子患者記録システムの実現
  • POSに基づくPOMR
  • 全診療科外来・病棟において,2007年7月より全面稼働
さらなる効率化と質保証 参照と検索機能の充実を意図した電子患者記録
2008年地域連携 クラーク(医療秘書)の院内養成、導入
  • 医師の事務的作業の軽減
  • 診療現場における適正な診療報酬請求の実現
  • 看護業務の事務作業を軽減し、診療の補助を充実する
2010年 国立大学法人の第2期中期目標・中期計画に基づく病院経営のあり方、経営改善への取組み等への積極的関与 院内のクラーク・補助者業務の整理・統合へ

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