医療情報部は、総合病院情報システムTHINK(Total Hospital INformation system of Kagoshima university)の運営・管理を行っている部門です。

診療情報管理部門-スタッフの声

診療情報管理士のこまごっ「泣くよか、ひっ飛べ!」


2016年10月12日から14日に第42回診療情報管理学術大会が東京国際フォーラムで開催されました。

今回は、IFIMAの国際大会と同時開催であり、世界各国の方が参加され、大変盛り上がった大会でした。当院からは、2名参加し演題発表を行いました。

学術大会は、他施設の診療情報管理士とのよき交流の場であり、情報収集のチャンスでもあります。

今回の大会でも、さまざまな病院の取り組みや現状を知ることができ大変勉強になりました。

最終日には、大学病院診療情報管理士連絡会に参加し、同じ大学病院という立場での問題点や悩みを共有できました。

来年の学術大会は北海道で開催予定です。当院でも、1つでも多くの演題が出せるよう今から準備を進めていきたいと思います。

 

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2016年9月22日(木・祝)に、第2回DPCデータを用いた情報処理研修会が開催されました。

「病院情報の公表」が保険診療指数の評価項目として追加されます。第1回目を含め、今回のデータ処理研修は、この「病院情報の公表」で定められた指標の算出方法を研修内容に組み込みました。

DPCデータを用いた情報処理は、なかなか難しく苦手意識の強い方もいると思いますが、エクセルの基礎的な機能からやや複雑な機能まで、全2回の研修を通して、学んでいただけたのではないかと思います。

今後も研修会を随時開催することで、鹿児島県全体の情報処理水準の向上を目指していきたいと思います。

 

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開催日 平成28年6月23日(木)
場所 鹿児島大学病院 臨床研修センター
参加数 36名
内容

今回は、当院の医師より『泌尿器がんの最近の診断と治療』について講義が行われました。

泌尿器がんそれぞれの特徴や症状、診断方法や治療方法について説明していただき、知識を深めることができました。手術中の動画や検査・解剖に関するイラストもあり、今後がん登録を行う際にイメージしやすくなりました。また、今後の医療経済についてもお話があり、大変勉強になりました。

平日の開催となりましたが多くの方に参加していただきありがとうございました。今後も研修会を開催し、がん登録の精度向上に努めてまいります。

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 2016年8月6日診療情報管理研究会のDPCデータを用いた情報処理研修会が開催されました。当院のパソコン教室で、1人1台パソコンを準備し、練習データを用いて実習形式で行いました。

 診療情報管理研究会では、以前から、データ分析・統計について学びたいという声をいただいており、今回実現することができました。

 病院情報の公表が義務され、今後さらに診療情報管理士として、データの集計・分析の力が求められる時代になったと実感しております。

 情報処理研修第二回目を開催予定です。次回も多くの方に参加してもらえるよう準備を進めていきたいと思います。

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4月12日、18日に「DPCの基礎と診療報酬改定に伴う変更点について」というテーマで

講習会を開催しました。2日間開催し、それぞれ83名、160名の参加がありました。

内容としては以下の項目について概要と診療報酬改定に伴う変更点について説明しました。

・DPCの目的

・DPCデータの活用

・出来高払いと包括支払いについて

・ICD10について

・診療報酬点数表とKコード

・樹形図、診断群分類点数表の見方とDPCコーディングの流れ

・DPCにおける点数設定と計算方法

・医療機関別係数について

・CCPマトリックスについて

・DPC包括算定の対象外の患者について

・平成27年度実績を元にした平成28年度版DPCのシミュレーション

 

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診療体制の評価、業務の見直し、適切な診療報酬請求について検討する際に、

DPCに関する知識とデータは不可欠なものとなってきました。今後も現場スタッフが

DPCを理解した上で診療が行えるよう、支援していきます。

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