胆道がん

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担当診療科
消化器内科

腫瘍について

腫瘍について詳しくは「がん対策情報センター」でご紹介しています。下記のボタンからリンクします。

1.診療体制

消化器内科で取り扱っているがん

胆管に発生する腫瘍の治療をしています。胆管腫瘍には良性と悪性がありその診断が極めて重要です。当科では胆管がんに対する内科的治療や化学療法を行っています。
膵・胆道癌は専門的な検査治療が必要ですので、県内各地からの御紹介が特に増えています。

2.診断

消化器内科における診断体制

CT、PETなどの画像診断を行うとともに、EUS(超音波内視鏡)、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)とIDUS(管腔内超音波)、胆道鏡・膵管鏡、胆汁・膵液細胞診や胆管生検等を組み合わせ、詳細な進行度診断を行っています。さらにEUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺吸引法)での病理学的診断も積極的にしています。EUS-FNA件数は年々増加しており、2013年のFNA件数は101件、2005年から2014年3月までで計440件と全国でも有数の検査件数を誇っています。

3.治療

消化器内科で取り扱う治療(手術・集学的治療等)

消化器外科や放射線科、当科GI oncologyチームと連携し、適切な治療方針を決定しています。膵・胆道癌は発見時に進行し、手術困難な症例が多いことから、化学療法を行う症例が多くなっています。当科では消化器癌化学療法のスタッフが在籍し、最新の化学療法を行なっています。
遠方にお住いの患者様も多く、化学療法開始時は大学で治療しますが、その後は県内各地の関連病院と連携を取りながら診療しています。

また、当科の特徴として、胆膵の内視鏡治療が多く、中でも悪性胆道狭窄に対するステント留置は年間約200例と多いことがあげられます。
最近では、EUS-FNAの技術を応用した仮性膵嚢胞ドレナージや経十二指腸乳頭的にアプローチ不可能な悪性胆道狭窄に対するEUSガイド下胆道ドレナージなど最新の内視鏡を行っており、良好な結果を得られております。
その他、十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡的切除術や術後再建腸管を有する胆膵疾患患者さんへのダブルバルーン内視鏡を用いたERCPなど、専門施設ならではの高度な治療・検査も行っています。

4.薬物治療

消化器内科で取り扱う治療(薬物治療)

消化器外科や放射線科、当科GI oncologyチームと連携し、適切な治療方針を決定しています。膵・胆道癌は発見時に進行し、手術困難な症例が多いことから、化学療法を行う症例が多くなっています。当科では消化器癌化学療法のスタッフが在籍し、最新の化学療法を行なっています。
遠方にお住いの患者様も多く、化学療法開始時は大学で治療しますが、その後は県内各地の関連病院と連携を取りながら診療しています。

これからも患者さんにとってより良い治療方法を提案して行きたいと思いますので御相談頂ければと思います。

5.放射線治療

消化器内科で取り扱う治療(放射線療法)

放射線科医と連携をとり治療にあたっています。

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