鹿児島大学病院から

令和6年能登半島地震災害における日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)活動への医師派遣について

 令和6年能登半島地震災害に伴い、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)※1から派遣要請を受けた鹿児島JRATより活動参加への協力依頼があり、本院より医師1名を派遣することが決まりました。
 派遣医師は、2月5日から2月9日までの5日間、石川県被災地域(主に避難所等)での活動を予定しており、JRAT現地対策本部支援業務および避難所支援業務に従事します。
 2月1日には、派遣を控えた医師(リハビリテーション科 河村 健太郎助教)と坂本 泰二病院長、橋口 照人大学院医歯学総合研究科長、吉浦 敬副病院長(災害対策担当)、下堂薗 恵リハビリテーション科部門科長などの関係者が会し、JRATの活動や派遣地域の現状等について、情報共有が行われました。
 参加者一人一人から激励の言葉が贈られた後、派遣医師より「臨機応変に対応し、被災地の方々に寄り添った支援業務を行って参ります」との抱負が述べられました。

※1 JRAT(日本災害リハビリテーション支援協:Japan Disaster Rehabilitation Assistance Team)
平時から加盟団体が連携し、各地域において地域住民とともに災害に立ち向かう仕組み作りに寄与する。また、発災時に災害リハビリテーション支援チームを発足させ、被災者・要配慮者の生活不活性発病や災害関連死等の予防に関する活動を行う。

(写真①)情報共有を行う坂本病院長と河村助教
(写真②)左より
前列:下堂薗リハビリテーション科部門科長、河村助教、橋口研究科長
後列:染矢事務部長、坂本病院長、吉浦副病院長