鹿児島大学病院からのお知らせ

令和6年度 鹿児島卒後臨床研修プログラム「桜島」修了式を行いました

 3月21日(金)、令和6年度 鹿児島卒後臨床研修プログラム「桜島」修了式を行いました。
 本院 卒後臨床研修プログラム「桜島」は、研修医の医師としての人格を育み、将来の専門にかかわらず基本的な臨床能力を獲得することを目的とした協力病院との合同プログラムであり、一次医療から三次医療まで幅広い研修を通して、臨床医師の育成を行っています。
 今年度は、40名の研修医が当プログラムの研修を修了し、坂本 泰二 病院長より修了生一人ひとりへ修了証が授与されました。
 また、総合臨床研修センター 出口 尚寿 副センター長が、岡本 康裕 センター長の祝辞を代読され、センター職員を代表して、新たなステージへ進む修了生へエールを送りました。最後に、修了生を代表して、松枝 奏茉さんより謝辞が述べられました。

(修了証授与)
(修了生代表謝辞)
(出席者による記念撮影)

令和6年度 鹿児島大学病院 看護師特定行為研修センター看護師特定行為研修 修了式を行いました

 3月18日(火)に令和6年度鹿児島大学病院 看護師特定行為研修センター 看護師特定行為研修 修了式を行いました。
 同センターは、平成28年8月に九州の国立大学で初めて、厚生労働省が定める看護師特定行為研修の「指定研修機関」として厚生労働省から指定を受けており、所定の研修を修了した看護師は、医師から出された手順書に示された病状の範囲内で、特定行為(医行為)を行うことが出来ます。
 今年度は、第9期生として17名の看護師が研修を修了しました。
 修了式では、坂本 泰二病院長より修了生へ修了証書が授与された後、看護師特定行為研修センター 垣花 泰之センター長、鹿児島県看護協会 八田 冷子会長よりお祝いの言葉が贈られました。
 式終了前後には、県内外より集まった修了生が、研修を振り返り談笑したり、笑顔で写真撮影を行ったりと和やかな雰囲気の中、修了の日を迎えました。

(修了証書授与)
(修了生代表謝辞)
(出席者による記念撮影)

令和6年度第2回桜ヶ丘地区消防訓練を実施しました

 3月11日(木)に令和6年度第2回桜ヶ丘地区消防訓練を実施しました。
 この訓練は、火災発生時の防火体制の確立を目的に、本院を含む鹿児島大学桜ヶ丘キャンパスの教職員全体を対象に毎年行われているものです。
今回は、病棟にて日中に火災が発生したとの想定の下、消化器・屋内消火栓を使った初期消火や一時避難に伴う避難誘導、火災対策本部への状況報告など、参加した職員一人ひとりが適切な対応を確認しながら、訓練に臨みました。
 避難に関しては、リハビリテーション部職員の指導の元、車椅子や杖、ストレッチャーを利用した患者さんの搬送訓練を行いました。
 訓練実施後には、指導いただいた鹿児島市消防局脇田分遣隊より講評があり、多くの助言をいただきました。
 今後も定期的な訓練を実施し、職員の防火・防災の意識向上および防火体制の強化に努めて参ります。

(車椅子を利用した患者搬送訓練の様子)
(災害用ストレッチャーの使用方法を学ぶ様子)
(情報収集を行う火災対策本部の様子)

【がん相談支援センターより】令和7年3月 患者サロンさくらのご案内

 日頃よりがん相談支援センターをご利用いただきありがとうございます。
 患者サロンは、がん患者さんやご家族が、不安や悩み、体験などを自由に語り合い、交流頂く場所となっております。
 3月のサロンは、「みんなで交流サロンの会」のテーマで開催予定です。どうぞお気軽にがん相談支援センターまでご相談ください。

 患者サロンさくらご案内(PDF)

「かごしま認知症いきいきフェスタ2025」のご案内

2025年3月22日(土)に、鹿児島大学病院内にある鹿児島県基幹型認知症疾患医療センター主催
で「かごしま認知症いきいきフェスタ2025」を開催いたします。

予約不要、参加無料で、どなたでも参加いただけます。
どうぞお気軽にご参加ください。

詳細につきましては、添付資料をご参照ください。

 「かごしま認知症いきいきフェスタ2025」(PDF)

令和6年度 被ばく傷病者対応訓練を実施しました

 2月15日(土)、川内原子力発電所の放射線管理区域内での汚染を伴う負傷者の発生に対する被ばく傷病者対応訓練を実施し、27名の教職員が参加しました。
 この訓練は、平成29年11月1日付けで、鹿児島県から「原子力災害拠点病院」の指定を受けたことにより、関係機関と協力しながら、例年、実施しているものです。
 今年は、九州電力川内原発(薩摩川内市)の重大事故に備え、国と鹿児島県の合同で「原子力総合防災訓練」が県内各地で行われ、本院では、被ばく傷病者を受け入れ、必要な医療処置を行う訓練が実際されました。
 当日は、薩摩半島西方沖を震源とする最大震度7の地震が発生し、放射線管理区域内をパトロール中の所員2名が負傷、うち1名が鹿児島大学病院へ救急車で搬送との想定で訓練が行われました。
 昨年度に引き続き、鹿児島県からの要請を受けた長崎大学高度被ばく医療支援センターの専門家から医療処置等の助言・指導を受けるとともに、搬送経路や汚染部分の除染、処置等を再確認しました。
 今後、訓練結果を検証し、有事の際に適切に対応できるよう原子力災害医療対応マニュアル等を改善する予定です。

(搬送を行った救急隊と情報共有を行う様子)
(被ばく医療処置の様子)
(院内外からの情報を集約する現場指揮所の様子)

鹿児島大学病院看護部 公開講座「フィジカルアセスメントとSBARの基礎」のご案内

 2025年3月2日(日)に、鹿児島大学病院看護部 特定・認定看護師会主催の公開講座「フィジカルアセスメントとSBARの基礎」を開催いたします。

 病院や訪問看護ステーション、老健施設等に勤務する看護職者であれば、どなたでも参加いただけます。
 どうぞお気軽にご参加ください。

 詳細につきましては、添付資料をご参照ください。

 公開講座「フィジカルアセスメントとSBARの基礎」(PDF)

【がん相談支援センターより】令和7年2月 患者サロンさくらのご案内

日頃よりがん相談支援センターをご利用いただきありがとうございます。
患者サロンは、がん患者さんやご家族が、不安や悩み、体験などを自由に語り合い、交流頂く場所となっております。
2月のサロンは、「治療をしながら働くことについて」のテーマでハローワークかごしまの方に参加いただき、開催予定です。
どうぞお気軽にがん相談支援センターまでご相談ください。

患者サロンさくらご案内(PDF)

急性期脳梗塞患者を対象としたブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を用いた治療研究を開始しました

 鹿児島大学病院では株式会社LIFESCAPES(本社 東京都港区)と共同で、発症後間もない脳梗塞患者の上肢麻痺に対する特定臨床研究を開始しました。この研究では、同社が開発した医療機器「LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)」を使用します。
 本研究に使用するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)は、麻痺のある手指を動かしたいと考えた時の生体信号を、頭に装着したヘッドセットで捉え、意図した生体信号が検出されたタイミングで麻痺のある手に装着した電動装具が駆動し、手指を動かすことで筋力を維持、発達又は回復させることを目的としています。手指の麻痺が残る多くの患者さんにとって、新たな治療の選択肢として期待されています。
 今回の研究では、リハビリテーション科と脳神経外科が共同で発症から14日以内の急性期脳梗塞の患者さんを対象に、この医療用BMIを用いた治療の効果を検証する予定です。
 鹿児島大学病院では、1990年代から『促通反復療法』と呼ばれる、脳卒中(脳血管疾患)片麻痺に対する新たな治療法を開発し、普及させてきました。『促通反復療法』は、患者さんによる努力や試行錯誤を極力減らしながら、麻痺のある上下肢の運動を反復する治療法であり、脳の可塑性(機能的・構造的に変化する性質)を最大限に引き出すことを目指した治療です。今回使用する医療用BMIも、脳の可塑性に着目した装置であり、『促通反復療法』との組み合わせによるさらなる治療効果が期待されます。今後、脳卒中片麻痺の回復期でもその組み合わせの効果を検証する予定です。

LIFESCAPES医療用BMI(手指タイプ) 製品URL:https://lifescapes.jp/product/

鹿児島ユナイテッドFC様より小児科病棟へクリスマスプレゼントをいただきました

 12月19日(木)、鹿児島ユナイテッドFC様より本院小児科病棟の患者さんへクリスマスプレゼントをいただきました。鹿児島ユナイテッドFCによるクリスマスプレゼント寄贈は今年で9年目を迎えます。
 当日は、サンタクロースとトナカイの恰好をしたクラブ代表 德重 剛様と米澤 令衣 選手より、集まった小児科の患者さん約10名に、選手のサイン入りバスタオルやユニフォームを手渡していただきました。また、川村副病棟医長へ参加できなかった患者さんへのプレゼントをいただいた後、患者さんを代表してお礼のクリスマスカードが米澤選手に贈られました。
 プレゼント贈呈後は、米澤選手にサインをいただいたり、写真撮影をしたりと、楽しいひとときを過ごしました。

(写真左より 徳重代表、米澤選手、川村副病棟医長、肱岡看護師長)
(クリスマスカードを贈る患者さんと米澤選手)