お知らせ 患者さんへ

出産に関する費用に係る消費税の課税誤りについて

 鹿児島大学病院において、1991年の消費税法改正により非課税扱いとされている妊娠中および出産後の入院等における費用の一部について、課税扱いとして処理していたため、消費税を誤って徴収していたことが判明しました。
 患者さんをはじめ、関係の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びするとともに、今後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。
 詳細につきましては、下記をご確認ください。

1.経緯・原因
 他の医療機関において出産に関する費用に係る消費税の課税誤りの公表があり、当院の状況を確認した結果、同様の課税誤りが判明しました。1991年の消費税法改正に際し、医事会計システムで誤って課税扱いとして計算し、消費税を徴収していたものです。

2.課税扱いとしていた費用
(1)     特別療養環境室(特別室)
(2)     初再診時選定療養費
(3)     新生児に係る検診・入院料
(4)     妊娠判明時以降の検査・入院料

3.返金の対象者等
※民法の消滅時効に基づき、課税誤りが判明した日から10年間さかのぼります。
(1)    2015年12月22日から2023年3月31日までの患者さんお支払い分
   ①対象者数:1,961人
   ②返金総額:1,591,041円
   ・ 対象の方に必要書類を郵送いたします。
   ・必要書類をご返送いただき、口座振込にて返金いたします。
(2)     2013年4月1日から2015年12月21日までの患者さんお支払い分
   ・当院で会計データを確認することができない期間のため、領収書等をご提示いただき個別に対応いたします。

4.今後の対応
(1)    医事会計システムを修正し、2023年4月以降の請求については、正しい請求を行っております。
(2)    対象の患者さんには、お詫びと返金のご案内を送付し、返金の手続きを進めてまいります。
(3)    法令改正等の際には、関係機関と十分に連携し、不明確な部分は必ず照会等を行うなど確認作業を徹底し、再発防止を図ってまいります。

問い合わせ先
 本件に関して、お心当たりのある方、ご不明な点がある方は、下記フォームを利用してお問い合わせをお願いいたします。
 なお、返金に関するご案内にあたり、病院職員が電話等により患者様の口座番号や口座の暗証番号をお聞きすることはありませんので、「なりすまし」にはご注意いただきますようお願いいたします。
 また、転居・苗字の変更等などがあった方には郵便物が届かない場合がありますので、下記フォームより現在の情報をご連絡いただきますようお願い申し上げます。

問い合わせフォーム:https://forms.gle/JPP44FwSbiyFJhYf6

問い合わせフォームQRコード

個人情報
 当院は、個人情報保護の重要性を認識し、「鹿児島大学 情報公開・個人情報保護」に基づき、その適切な管理に努めます。以下リンク先のページで、関係の法令、規程類をはじめ、個人情報保護法における義務・制度等の説明資料・様式等を掲載しています。https://www.kagoshima-u.ac.jp/about/hogo.html
 当院における患者さんの個人情報に関する院内規程はこちらをご確認ください。

収集した情報の利用・範囲
 収集した個人情報を、その目的範囲を超えて利用することはありません。

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【本件担当窓口】
鹿児島大学病院事務部    医務課    診療報酬業務係(返金担当窓口)
099-275-5142(平日 9:00-17:00)