1月21日に郡元キャンパスの稲盛会館で、ロボット手術センターの開設を記念した市民公開講座が開催され、100名を超える一般市民の方々にご参加いただきました。
開会挨拶をかねて、ロボット手術センター長の 小林裕明 産科婦人科教授から、ロボット手術の特徴について「3次元カメラを通して医師が遠隔で操作するロボット支援手術では、手ブレがない上に、自分の手のように直感的かつ繊細に鉗子を動かすことができる。」等と動画を使って説明が行われました。
佐野学長からの挨拶の後、ロボット手術を担当する5診療科(泌尿器科・榎田英樹 教授、消化器外科・大塚隆生 教授、小児外科・家入里志 教授、呼吸器外科・上田和弘 特任准教授、産科婦人科・戸上真一 准教授)から各診療科におけるロボット手術の現状説明が行われ、消化器外科の大塚教授は「まだ発展途上だが、将来ロボット手術は一般的な治療法になると思われる。」等と述べられました。
引き続き、ロボット手術センター副センター長の榎田教授から、センター設立の経緯等について説明が行われ、最後に、参加者から事前に受け付けた質問に各先生方が答えるパネルディスカッションが開かれました。
閉会の挨拶では、坂本病院長が参加者の笑いを取りながら、しっかり当院のレベルや良さをアピールされ、患者リクルートにとっても、非常に有意義な公開講座となりました。
鹿児島大学病院は、鹿児島県における医療の「最後の砦」を守るためにも、引き続き一致団結して医療に取り組んでまいります。



