鹿児島大学病院からのお知らせ

令和6年度 鹿児島県総合防災訓練に鹿児島大学病院災害派遣医療チーム(DMAT)が参加しました

 5月26日(日)に、災害対策基本法及び県地域防災計画に基づく鹿児島県総合防災訓練が奄美市で実施され、本院からDMAT(災害派遣医療チーム)※1が参加しました。
 訓練は、「奄美大島近海を震源とするM8.2の地震が発生し、奄美市内で多数の負傷者が発生。各地で土砂崩れや家屋倒壊、道路寸断などが同時多発的に起きた」との想定で実施されました。
 DMATは海上自衛隊輸送機C-130Rによる災害応急要員搬送訓練、多数傷病者に対する合同救出・救護訓練、広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)訓練に参加しました。
 有事に備え、今後も定期的な訓練・研修を行って参ります。

※1 DMAT(災害派遣医療チーム:Disaster Medical Assistance Team)
 大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる
 機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム

(写真①)海上自衛隊輸送機C-130Rへ乗り込むDMATの様子
(写真②)奄美駐屯地内に設置された広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)内の様子
(写真③)SCU内で再トリアージおよび追加医療処置の訓練を行う様子