10月31日(木)に、令和6年度鹿児島大学病院災害対策訓練を実施しました。
この訓練は、災害発生時における院内体制の強化および問題点の把握・解決を目的に毎年、行っているものです。
今年度は、令和6年9月に開院した外来診療棟・病棟(A棟)にて実施される初めての災害対策訓練であり、病院職員(医師、看護師、薬剤師、医療技術職員、栄養士、事務職員)、模擬患者、ボランティア役の学生等、約300名が参加しました。
「桜島が大規模噴火するとともに鹿児島湾直下を震源とする地震が発生」との災害想定の下、災害対策本部を立ち上げ、指揮命令系統体制の確認や被災状況の確認・情報収集、初動訓練、多数傷病者の受入訓練を実施しました。
参加者は、各部門の対応をアクションカードに則り検証し、災害対策マニュアルに従いながら部門間の連携を図り、救護体制の構築を行いました。
今回の訓練結果を検証の上、マニュアルの改善等を行い、今後も災害拠点病院としての機能強化に努めます。