鹿児島大学病院からのお知らせ

患者さんの紙カルテ、エコー写真等の路上飛散について

 12月2日(月)、本院が機密文書の廃棄処理を委託している契約業者において、廃棄処理上の誤りがあり、患者さんの紙カルテ、エコー写真等(個人を特定できたもの16名分28枚、その他21枚)を路上に飛散させるという事故が発生いたしました。
 すでに該当される患者さんには本件の内容説明と謝罪を行っています。

  このような事態になり、患者さんご自身はもとよりご家族に対しまして、多大なるご心配をおかけし誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。

  本院では、当該業者との契約において、「委託された業務の対象品目が機密文書であることに留意し、書類の回収から裁断処理に至るまで、万全の管理体制と責任を持って対処する」旨指示しているところですが、今回、患者さんの紙カルテ等の飛散事故が発生したことは誠に遺憾であります。

  本院といたしましては、今回の重大事故を厳粛に受け止め、院内での業務作業の検証ならびに業務委託の際には、機密保持並びに個人情報保護に関する指導と監督を徹底し、再発防止に万全を尽くしてまいります。


令和元年12月17日
鹿児島大学病院長  夏越 祥次