お知らせ 患者さんへ

漢方診療センターからのお知らせ

  鹿児島大学病院漢方診療センターは、漢方治療を希望される患者さんのニーズにお応えするため、平成24年5月に開設されました。

当センターでは、各診療科の治療では症状が改善しない、検査では異常を指摘されないけれども、さまざまな症状が続いてお困りの方に、漢方薬での治療を中心に行っています。医科と歯科が連携して診療に当たり、体のだるさ、めまい、頭痛、身体の痛み、胃腸虚弱、疲れやすさ、手足の冷え、月経困難のほか、原因のはっきりしない口腔や舌の痛み、治りにくい口内炎、味がおかしい、口が乾くなどの症状をお持ちの方々に対して診療を行っています。
また、その他の症状がある方も是非一度ご相談ください。

詳細はこちらをご覧ください。
《漢方診療センター》
https://www.hosp.kagoshima-u.ac.jp/wp-od/information/department/033-2/

(再掲)よりよい医療を提供するために「診療体制の適正化」に取り組みます

働き方改革が各方面で進められている中、当院でも検討を進めています。
患者さんに安心・安全で質の高い医療を提供するためには、まず、医師自身が健 康でなければなりません。患者さんやご家族の皆様にもご協力をいただきながら、 下記の徹底を図ることから始めてまいります。
どうぞ、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

  1. 医師など病院職員による患者さんへのご説明や、相談対応などは、平日8:30~17:00(診療時間内)に行います。
  2. 土日・祝日、平日夜間は主治医ではなく、当番医が担当します。
    必要な時は、当番医は主治医と連絡を取りながら適切な診療を行ってまいります。

【3月2日(土)から】インフルエンザの流行の縮小に伴う面会制限の解除について

本院では、平成31年1月5日(土)からインフルエンザの流行に伴う面会制限を実施し、家族以外の方の病棟への立入りをお断りしておりましたが、鹿児島県内におけるインフルエンザ報告数の減少に伴い、平成31年3月2日(土)から面会制限を解除することとしました。
皆様には、面会制限の実施期間中、御理解と御協力をいただきましたことに感謝申し上げます。
なお、以下の方については、年間を通じて病棟への立入りをお断りしておりますので、引き続き御協力くださいますようお願い申し上げます。  

  • 発熱・咳・のどの痛みのある方 
  • 嘔吐・下痢のある方

被ばく傷病者対応訓練を実施しました

2月9日(土)に、川内原子力発電所の放射線管理区域内で発生した汚染を伴う負傷者に対する被ばく傷病者対応訓練を実施し、約40名の教職員が参加しました。
 今回は、「当日午前7時に大規模地震が発生。川内原子力発電所2号機の燃料取扱建屋内にてパトロール中の所員2名が負傷。2名とも放射性物質による汚染があり、1名は済生会川内病院へ搬送、1名は当院へ県防災ヘリで搬送。」との想定で訓練が行われました。
 この訓練は、平成29年11月1日付けで、鹿児島県から「原子力災害拠点病院」の指定を受けたことにより、昨年度から本院で実施しているもので、被ばく傷病者の汚染部分の除染と治療の訓練を行いました。  また、鹿児島県からの要請を受けた、長崎大学高度被ばく医療支援センターの専門家の協力を受けるなど、関係機関との連絡体制や搬送経路の確認なども併せて行うことができ、関係機関との連携強化を図ることができました。

前田 光喜 先生(呼吸器外科)が人命救助を行い「感謝状」を授与されました

 平成30年12月27日(木)に、呼吸器外科医局で 弥永 重俊 氏(宮崎県 高原町長の代理)より感謝状が授与され、佐藤 雅美 教授同席のもと、前田先生から経緯を聞かせていただきました。 【総務課】                

 昨年10月7日(日)、第17回霧島登山マラソン(宮崎県 高原町主催)に参加しました。  このマラソンは、高原町(たかはるちょう)の皇子原公園から高千穂峰山頂を目指す大会で、総延長が9km、標高差が1,200mを越えるコースです。初めの5.5kmは舗装された坂道を走り、以降は登山道を走破します。

 今回、鹿児島市立病院の看護師2名と一緒に走っていたところ、登山道の入口付近で心肺停止の男性が倒れており、お互い名前も知らない参加者同士で、懸命の救命活動を行いました。幸い蘇生することに成功し、安堵の気持ちで一杯でした。すぐに、ドクターヘリで近くの病院へ緊急搬送され、その後、無事に退院されたそうです。

 救命活動にご尽力いただいた多くのボランティアや自衛隊の方々、お互いに助け合った参加者の皆様には、深く感謝しています。来年も、このマラソンに是非参加したいです。

 今回の表彰を、小学生の長男がとても喜んでくれたことが、私にとっての誇りです。

前田 光喜 先生
写真左:前田 光喜(マエダ・コウキ)先生 写真右:弥永 重俊 霧島登山マラソン実行委員長

【1月5日(土)から】インフルエンザ流行に伴う病棟の面会制限について

インフルエンザの流行に伴い、入院患者への面会を1月5日(土)から制限します。
入院患者のインフルエンザ予防のため、ご理解とご協力をお願いします。

・発熱・咳・のどの痛みのある方
・嘔吐・下痢のある方

平成31年1月4日
 鹿児島大学病院長

ユナイテッドFCの選手が小児病棟を慰問しました!

日本プロサッカーリーグ「J2」に昇格した鹿児島ユナイテッドFCの選手・スタッフが、12月24日(月)に小児病棟を慰問し、入院中の子供達1人1人にクリスマスプレゼントを贈呈しました。

本院への慰問は今年で3回目となり、当日は、赤尾 公 選手、田上 裕 選手、冨成 慎司 選手、野嶽 惇也 選手、吉井 孝輔 選手 の5名(50音順)が、サンタやトナカイに扮した格好でプレイルームや各病室を慰問し、子供達1人1人に話しかけながら、クリスマスプレゼントを手渡していました。

クリスマスプレゼントは、ユナイテッドFCの選手が実際に着用していたユニフォームで、子供達は選手にサインをお願いしたり一緒に写真撮影をお願いしたりして、選手との楽しいひとときを、笑顔で過ごしていました。

写真:小児病室を慰問したユナイテッドFCの選手
プライバシー保護のため、患者さんの顔は、処理しています。

鹿児島大学病院でクリスマスコンサートを開催しました

鹿児島大学病院では、療養生活を続けておられる患者さんに「安らぎのひとときを過ごしていただきたい。」との願いから、学生ボランティアによるクリスマスコンサートを毎年開催しております。

今年は、12月21日(金)16時30分から約40分間、医科診療棟2階外来ホールにおいて、鹿児島大学医学部・歯学部合同軽音楽部FAWNMATESの学生メンバー40人ほどが参加し、「赤鼻のトナカイ」「デイドリームビリーバー」等のクリスマスにちなんだ7曲を披露しました。

合唱以外にも、ハンドベルの演奏やダンスの披露があり、会場に足を運んでいただいた患者さんやご家族は、手拍子をしたりリズムを合わせる等して、笑顔でコンサートのひとときを過ごされました。

地震発生による負傷者受入を想定した災害訓練を実施しました

11月29日(木)、鹿児島大学病院において大規模災害発生時の多数負傷者受入を想定した災害訓練を行い、鹿児島市消防局職員、鹿大病院職員(医師、看護師、薬剤師、医療技術職員、栄養士、事務職員)、模擬患者役の学生等、約300名が参加しました。

「午後3時に桜島が大規模噴火し、鹿児島湾直下を震源とする地震(鹿児島市で震度6弱)が発生。院内の安全が確認された後に、地震によって発生した多数の負傷者を受け入れる。」との想定で行われた訓練は、病院入口で治療の優先順位を決めるトリアージを、救急車で搬送された負傷者や直接来院した負傷者に実施し、重症・中等症・軽症と分け、各エリアへの搬送・処置を行いました。各参加者は、それぞれの担当部署で負傷者の救護活動が迅速にできるよう、手順や連携を確認しました。

また、基幹災害拠点病院である鹿児島市立病院や地域災害拠点病院である鹿児島赤十字病院へ被災状況や負傷者受入等の連絡を行い、情報共有体制を確認しました。

訓練は、防災意識の高揚と救護体制の充実を図るとともに、多数の負傷者発生時の各種緊急活動及び院内連絡体制の確認、診療支援部門(救護活動)の救護体制の構築を図る目的で実施されたもので、今回の訓練結果を検証し、災害対策マニュアル等の見直しを行う予定です。

【県内初!】 糖尿病患者さんの治療に使う「人工すい臓」を導入しました

このたび、結成55周年を迎えられた鹿児島中央ライオンズクラブ(東 昭二 会長)様より本院へ寄付金の申し出があり、院内で検討した結果、糖尿病患者さんの治療に使う「人工すい臓」を、県内で初めて導入しました。
人工すい臓は、糖尿病患者さんの血糖値を測定し、適切な数値を保つために自動でインスリンやブドウ糖を注入できる医療機器で、術後の感染管理や合併症の予防に有効と言われています。
10月29日(月)に、本院で寄付金の贈呈式と機器のお披露目が行われ、東 昭二 会長から「糖尿病の患者はとても多い。県民の健康を助ける活動を今後も続けていきたい。」との挨拶がありました。
引き続き、夏越祥次病院長からお礼の挨拶が述べられ、感謝と敬意を表し、鹿児島中央ライオンズクラブ様へ「感謝状」が贈られました。