鹿児島大学病院からのお知らせ

取引業者の方へ  新型コロナウイルス感染防止のお願い(第12報)

■ 以下の場合、来院を認めません。
・37.5℃以上の発熱や、咳などの呼吸器症状がある場合
・濃厚接触者に該当する場合

■ 来院時には、常時不織布マスクを鼻から顎まで覆って確実に着用いただくとともに、手指衛生の徹底をお願いします。

■ 責任者は、従業員が新型コロナウイルス検査で陽性になった場合は、「取引業者の陽性者情報報告書」により、担当部署に早急にご連絡ください。

※来院時に記録いただいていた体温・体調チェック表(県内取引業者)及び鹿児島大学病院訪問チェックシートに基づく訪問先の事前確認及び訪問当日の体調確認(県外取引業者)は、廃止します。

院内感染対策へのご理解とご協力をお願いします。

                                担当部署:経理調達課・施設管理課

取引業者の方へ 新型コロナウイルス感染防止のお願い(第12報)
取引業者の陽性者情報報告書(Excel)


MR(医薬情報提供者)の方へ 新型コロナウイルス感染防止のお願い(第7報)

■ 来院の際は、病院入口のアルコール製剤で手指衛生を行い、不織布マスクの着用を遵守するとともに、必ず薬剤部へお立ち寄りください。

■ 以下の場合、来院を認めません。
・37.5℃以上の発熱や咳などの呼吸器症状、その他体調不良がある場合
・新型コロナウイルス感染症罹患後7日以内(症状遷延する場合は最大10日)の場合
・濃厚接触者に該当する場合

■ 訪問後に担当者が新型コロナウイルス検査で陽性になった場合は、訪問先および薬剤部に早急にご連絡ください。

■ 病院や医局等での医薬品の説明会は、三密を避けるため換気等の感染対策のうえ、実施してください。

※事前にお送りいただいていた訪問予定内容のFAXは廃止します。

                   問合せ先 : 薬剤部(099-275-5543)

院内感染対策へのご理解とご協力をお願いします。
                                鹿児島大学病院

令和6年能登半島地震災害における日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)活動への医師派遣について

 令和6年能登半島地震災害に伴い、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)※1から派遣要請を受けた鹿児島JRATより活動参加への協力依頼があり、本院より医師1名を派遣することが決まりました。
 派遣医師は、2月5日から2月9日までの5日間、石川県被災地域(主に避難所等)での活動を予定しており、JRAT現地対策本部支援業務および避難所支援業務に従事します。
 2月1日には、派遣を控えた医師(リハビリテーション科 河村 健太郎助教)と坂本 泰二病院長、橋口 照人大学院医歯学総合研究科長、吉浦 敬副病院長(災害対策担当)、下堂薗 恵リハビリテーション科部門科長などの関係者が会し、JRATの活動や派遣地域の現状等について、情報共有が行われました。
 参加者一人一人から激励の言葉が贈られた後、派遣医師より「臨機応変に対応し、被災地の方々に寄り添った支援業務を行って参ります」との抱負が述べられました。

※1 JRAT(日本災害リハビリテーション支援協:Japan Disaster Rehabilitation Assistance Team)
平時から加盟団体が連携し、各地域において地域住民とともに災害に立ち向かう仕組み作りに寄与する。また、発災時に災害リハビリテーション支援チームを発足させ、被災者・要配慮者の生活不活性発病や災害関連死等の予防に関する活動を行う。

(写真①)情報共有を行う坂本病院長と河村助教
(写真②)左より
前列:下堂薗リハビリテーション科部門科長、河村助教、橋口研究科長
後列:染矢事務部長、坂本病院長、吉浦副病院長

第39回全国国公立大学病院集中治療部協議会および同看護師長会を開催しました

 第39回全国国公立大学病院集中治療部協議会及び同看護師長会が、1月26日、本院を当番校として、SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル鹿児島)にて開催され、全国国公立大学病院の集中治療部長、看護師長等、総勢146名が参加しました。
 午前は、本院看護部長 宮薗 幸江の挨拶により看護師長会が開会し、看護師長、副看護師長によるグループディスカッションが行われました。参加者は8つのグループに分かれ、「医療安全」や「ストレスマネジメント支援」等のテーマについて、活発な議論が交わされました。
 午後の協議会開催に際しては、冒頭、本院病院長 坂本 泰二より挨拶があった後、文部科学省 高等教育局 医学教育課 大学病院支援室 病院第二係長による講演(演題「大学病院を取り巻く諸課題について」)がありました。その後、「大学病院集中治療部における臨床・教育・研究について」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。
 会議終了後には、情報交換会が開催され、参加者による闊達な歓談が行われました。

(写真①) 坂本病院長による挨拶
 (写真②) 講演後の質疑応答
(写真③) 協議会の様子

令和6年能登半島地震に係る鹿児島大学病院災害派遣精神医療チーム(DPAT)先遣隊 活動報告

 令和6年能登半島地震災害における被災地の医療支援のため、本院では、災害派遣精神医療チーム(DPAT)※1先遣隊3名(医師1名、看護師1名、業務調整員1名)を1月14日~20日の日程で派遣しました。
 本院のDPAT先遣隊は、金沢市に設けられた1.5次避難所を中心に支援活動を行いました。1.5次避難所は2次避難所が決まるまでの間、より安全な環境を提供するために設けられた避難所です。
 安全な場所とはなりますが、長引く避難所生活による被災者の方々の疲労も大きく、「将来への不安から眠れない」などの話をされる方も多くいらっしゃいました。一人でも多くの方の訴えに耳を傾け、寄り添うことを大切に活動しました。また、休みなく働かれている支援者もおり、支援者に対するケアも非常に重要になってくると考えられました。
 被災地は混乱が続き、避難生活が長期化する可能性も高いため、今後も心のケアが非常に大切です。
 一日も早い復旧・復興をDPAT隊、鹿児島大学病院職員一同お祈り申し上げます。

<本院DPATメンバーのコメント>
齊之平 一隆 医師 (神経科精神科)
鹿児島県DPAT第2陣として出動させていただきました。どのくらい支援できるのか、ニーズがあるのか不安もありました。まだまだ混乱している中、さまざまな悩みがあり、診察を行ってきましたが、「もっとできることがあったのではないか」と振り返っております。今回の活動をしっかりと今後の支援に活かしていきたいです。

吉井 洋之 看護師
今回、鹿児島県DPATの一員として、被災された方々の心のケアにあたりました。現場で必要とされる支援はどのようなものか、模索しながらの活動でしたが、今回の経験を今後の支援に繋げたいと思います。

中牧 晋太朗 業務調整員
少しでも被災に遭われた方々の支援となるよう、医師・看護師のサポートや情報収集・準備等の業務調整を行ってきました。今後も引き続き出来る限りの支援等を行っていき、また今回の活動を今後に活かしていきたいと考えております。

※1 DPAT(災害派遣精神医療チーム Disaster Psychiatric Assistance Team)
大規模災害後、被災地域に入り、精神科医療及び精神保健活動の支援を行う専門的なチーム

(写真①) 医師・看護師による診察
 (写真②) 処方される薬を準備する看護師

●関連リンク (鹿児島大学病院からのお知らせ)
令和6年能登半島地震に係る鹿児島大学病院災害派遣精神医療チーム(DPAT)先遣隊及び災害時感染症支援チーム(DICT)医師を被災地へ派遣しました

令和6年能登半島地震に係る日本医師会災害医療チーム(JMAT)医師を被災地へ派遣しました

 令和6年能登半島地震被害に伴い、鹿児島県医師会より協力要請を受け、鹿児島市医師会病院が編成する日本医師会災害医療チーム(JMAT) ※1の一員として、本院より医師2名を派遣しました。
 本院職員を含むJMATは、1月28日から2月1日までの5日間、石川県輪島門前町での活動を予定しており、避難所における巡回診療、診療所支援のため発熱外来対応等の医療支援にあたります。
 1月26日には、派遣を控えた医師1名(集中治療部 政所 祐太郎助教)と坂本 泰二病院長、吉浦 敬副病院長(災害対策担当)、垣花 泰之救命救急センター長などの関係者が会し、派遣地域や準備状況等について、情報共有が行われました。
 最後に坂本病院長から派遣職員へ激励の言葉が贈られ、派遣職員からは、「活動を終えて帰院しているDPAT・DMAT派遣職員とも情報交換を行いながら、現地の方々のニーズに応えられるよう医療支援に尽力します」と抱負が述べられました。

※1 JMAT(日本医師会災害医療チーム:Japan Medical Association Team )
被災者の生命及び健康を守り、被災地の公衆衛生を回復し、地域医療の再生を支援することを目的とした医療支援チーム

(写真①)情報共有を行う坂本病院長と政所助教
(写真②)左より 前列:政所助教、坂本病院長
後列:染矢事務部長、吉浦副病院長、垣花救命救急センター長

鹿児島大学病院薬剤耐性アシネトバクター検出多発事例に関する報告書について


 薬剤耐性アシネトバクター検出多発事例に関しまして、2020 年 2 月 7 日の当院からのお知らせに記載し
ておりますとおり、本事例に関する報告書を作成しましたので、要約版を公表いたします。

2020 年 2 月 7 日 当院からのお知らせ

薬剤耐性アシネトバクター報告書【要約版】
                                        2024 年 1 月 24 日
                                  鹿児島大学病院長 坂本 泰二


本事例の報告書全体文の開示をご希望の方は下記までご連絡下さい。
■本事例全体文の開示に関する連絡先
〒890-8520 鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8丁目35番1号
鹿児島大学病院 医務課 医療安全係  E-mail:s-iji@m3.kufm.kagoshima-u.ac.jp

令和6年能登半島地震に係る鹿児島大学病院災害派遣医療チーム(DMAT)を被災地へ派遣しました

 令和6年能登半島地震被害に伴い、石川県から厚生労働省DMAT※1事務局を通じて、鹿児島県に対し災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣要請があり、本院ではDMAT隊4名(医師1名、看護師2名、臨床工学技士1名)を派遣しました。
 DMAT隊は、石川県鳳珠郡穴水町役場内に設置された石川県穴水町保健福祉調整本部に、1月20日から1月24日の5日間、派遣され、現地DMAT活動拠点本部の指示により、病院の医療支援や避難所での診察などにあたります。
 出発の前日に開かれた19日の壮行会には、佐野 輝学長、坂本 泰二病院長はじめ学内関係者40名以上が参加し、派遣職員を激励しました。
 派遣職員からは、「チーム一丸となって、被災地での医療支援に全力で取り組みたい」との抱負が述べられました。

※1 DMAT(災害派遣医療チーム:Disaster Medical Assistance Team)
大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム

(写真①)激励の言葉を述べる佐野学長
(写真②)抱負を述べるDMAT隊医師
(写真③)派遣職員・壮行会参加者による記念撮影
(写真④)出発日当日のDMAT隊(1月20日 午前5時20分)

令和6年能登半島地震に係る鹿児島大学病院災害派遣精神医療チーム(DPAT)先遣隊及び災害時感染症支援チーム(DICT)医師を被災地へ派遣しました

 令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
 本院では、石川県からの派遣要請を受けて、被災された能登半島地域へ向けて、災害時に精神科医療の提供や被災した人の心のケアにあたる医療チームとして、災害派遣精神医療チーム(DPAT)※1先遣隊3名と、避難所における感染対策支援などを行う、災害時感染症支援チーム(DICT)※2の医師1名を派遣しました。
 両チームは今月14日に石川県の公立能登総合病院へ派遣され、DPATは1月20日まで、DICTは2月上旬にかけて3回に分けて、現地で活動を行います。 
 出発を前に開かれた12日の壮行会には、佐野 輝学長はじめ坂本 泰二病院長、橋口 照人大学院医歯学総合研究科長など学内関係者50名以上及び鹿児島県庁職員2名が参加し、派遣職員を激励しました。
 派遣職員からは、「被災者に寄り添った心のケア、避難所の感染対策支援に全力で取り組みたい」との抱負が述べられました。

※1 DPAT(災害派遣精神医療チーム:Disaster Psychiatric Assistance Team)
大規模災害後、被災地域に入り、精神科医療及び精神保健活動の支援を行う専門的なチーム

※2 DICT(災害時感染症支援チーム:Disaster Infection Control Team)
一般社団法人日本環境感染学会による避難施設等における感染制御活動の支援を行う災害時感染制御チーム

(写真①)激励の言葉を述べる佐野学長 
(写真②)派遣職員・壮行会参加者による記念撮影
(写真③)被災地に向けて出発するDPATチーム(1月14日 午前8時15分)

鹿児島ユナイテッドFC様より小児科病棟へクリスマスプレゼントをいただきました

 12月25日、鹿児島ユナイテッドFC様より本院小児科病棟の患者さんへクリスマスプレゼントをいただきました。鹿児島ユナイテッドFC様によるクリスマスプレゼント寄贈は今年で8年目を迎えます。
 今年は必要な感染対策を講じた上で4年ぶりに、クラブ代表 德重 剛様、五領 淳樹選手、応援リーダー 田上 裕様にお越しいただき、代表の患者さん2名と小児科職員へ直接プレゼントを手渡していただきました。
 プレゼント贈呈後は、五領選手が実際に着用したユニフォームにサインをいただいたり、患者さんを囲んで話をしたりと和やかな空気に包まれ、楽しいひとときを過ごしました。

(写真左より)前列:川村病棟医長、中川副外来医長、田代看護師長
後列:德重代表、五領選手、田上応援リーダー
(写真左より)五領選手、川村病棟医長

一般財団法人 親和会様よりクリスマスプレゼントを寄附いただきました

 一般財団法人 親和会様より本院へクリスマスプレゼント寄附のお申し出をいただき、12月14日、寄附受納式を行いました。
 寄附受納式には、一般財団法人 親和会 島森俊光 理事長、内山保一 常務理事にご出席いただき、小児科病棟の患者さんへ知育玩具やボードゲームなど計18点を寄附いただきました。
 島森理事長より「クリスマスを間近に控えた患者さんに少しでも楽しい時間を過ごしていただきたい。」とのお言葉とともに、坂本病院長へ小児玩具が手渡されました。
 引き続き、病院長より「温かいお気持ちに感謝し、大切に使わせていただきます。日頃のご理解、ご協力に応えられるよう病院運営に努めて参ります。」との謝辞が述べられました。

坂本病院長(写真左)と島森理事長(写真右)
(写真左より)染矢事務部長、宮薗看護部長、坂本病院長、
島森理事長、内山常務理事