鹿児島大学病院の再開発第Ⅳ期整備として建築中であった新病棟(B棟)がこのほど完成し、2月2日に関係者を招き竣工式を行い、学内外の約80名が出席しました。
式では、前田学長から「新病棟竣工により、より高度でかつ良質な医療の提供と、医学・歯学の研究、教育、そして地域医療の拠点として、皆さまの期待にこれまで以上にお応えできる最新、最先端の病院となることを確信しています」と挨拶があり、夏越病院長から「教育・研修や高度な医療技術の開発、評価及び研究、患者本位の質の高い医療の提供など、職員全体で一致団結して取り組んでまいります」と挨拶がありました。
続いて、文部科学省文教施設企画部 山﨑技術参事官、鹿児島県保健福祉部 塩田次長、鹿児島県医師会 池田会長、前田学長、夏越病院長、又木副病院長の6名によるテープカットにより式が締めくくられました。
竣工式終了後には、新病棟の内覧会が行われ、新病棟の特徴及びリハビリテーション部門、周産母子センター、放射線部門等の案内がありました。
新病棟は、中央診療施設部門と病院機能を持った地上9階地下2階建(延べ床面積18,101㎡)で、病床数316床を擁しております。また、災害拠点病院として、免震構造や非常時の電力確保などの機能を備えたほか、個室の増床、多床病室の面積拡充、各個室・多床室へのトイレ設置など患者さんの快適な療養環境及びアメニティを重視した建物となっております。