鹿児島大学病院で平成元年当時30歳代女性に行った手術に伴い迷入したと思われる異物遺残(ドレーン)の事故が確認されました。
今回60歳代同患者のCT画像、院内の情報を整理して検証し、上記手術に伴う遺残であると判断しました。
患者様には事情を説明し謝罪いたしました。また、本件の公表について説明しましたところ同意を得ることができました。
この遺残物は、すでに除去し、患者様に説明しています。
このような事故を起こし、患者様ご本人、ご家族はもちろんのこと、関係者に多大の迷惑をおかけしましたことを重く受け止め、社会的責任を痛感し、深くお詫びいたします。
現在、手術後の遺残については、手術後にレントゲン撮影で確認することを義務付けており、このような事故が起きないよう再発防止に取り組んでいますが、さらに安全対策の確立に病院全体で取り組んでまいります。