鹿児島大学病院からのお知らせ

患者さんの紙カルテ、エコー写真等の路上飛散について

 12月2日(月)、本院が機密文書の廃棄処理を委託している契約業者において、廃棄処理上の誤りがあり、患者さんの紙カルテ、エコー写真等(個人を特定できたもの16名分28枚、その他21枚)を路上に飛散させるという事故が発生いたしました。
 すでに該当される患者さんには本件の内容説明と謝罪を行っています。

  このような事態になり、患者さんご自身はもとよりご家族に対しまして、多大なるご心配をおかけし誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。

  本院では、当該業者との契約において、「委託された業務の対象品目が機密文書であることに留意し、書類の回収から裁断処理に至るまで、万全の管理体制と責任を持って対処する」旨指示しているところですが、今回、患者さんの紙カルテ等の飛散事故が発生したことは誠に遺憾であります。

  本院といたしましては、今回の重大事故を厳粛に受け止め、院内での業務作業の検証ならびに業務委託の際には、機密保持並びに個人情報保護に関する指導と監督を徹底し、再発防止に万全を尽くしてまいります。


令和元年12月17日
鹿児島大学病院長  夏越 祥次

「鹿児島大学病院基金」を立ち上げました。

 このたび「心豊かな医療人による安心・安全・高度な医療を提供する」というスローガンの下、患者さんへのサービス向上、病院設備の充実、人材育成等に、新たな財源確保を目指して、「鹿児島大学病院基金」(令和元年10月1日創設)を立ち上げました。 この基金は、鹿児島大学病院の診療、教育、研究、社会及び国際貢献を推進することを目的としております。鹿児島大学病院がさらに先進的医療を遂行し、将来の人材を育成するために、患者さんやご家族におかれましても、「鹿児島大学病院基金」にご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

厚生労働省より「がんゲノム医療拠点病院(九州で4施設)」に指定されました。

がんゲノム医療を提供する機能を有する医療機関として、がんゲノム医療の拠点となる病院に指定されたものです。

鹿児島大学病院(仮称)アメニティ施設整備に関する サウンディング型市場調査について

鹿児島大学病院では現在、大学病院利用者へのサービス向上、学生・教職員への福利厚生充実等を目的としたアメニティ施設について、民間活力を活用して整備することを検討しております。
つきましては、本件に関心のある法人または法人グループを対象に、事業に関するサウンディング型市場調査を実施いたします。

詳細につきましては別添資料をご覧ください。また、希望者に対しては本件事業に係る現地見学会・説明会を随時開催いたします。

現地見学会・説明会申込について

  • 参加申込期限 :令和元年 9月 20日
  • 参加申込方法 :参加者の氏名、所属企業部署名(または所属団体名)、電話番号を明記し、件名を【現地見学会参加申込】として、電子メールにてお申し込みください。

サウンディング型市場調査参加申込について

  • 参加申込期限 :令和元年10月4日
  • 参加申込方法 :「エントリーシート」及び「事前調査シート」に必要事項を記入し、件名を【サウンディング参加申込】として、電子メールにてご提出ください。

本件申込・問い合わせ先

住所〒890-8520 鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8丁目35番1号
鹿児島大学病院 施設管理課 再開発施設係
TEL099-275-5073
E-mails-kikaku[at]
(メールアドレスは[at]を「@kuas.kagoshima-u.ac.jp」に変換してください。)

添付書類

Webサイトの不具合について

2019年8月2日6時頃からWebサイトにアクセスできない事象が発生しておりましたが、現在は復旧し正常にご利用いただけます。 ご利用者さまには、大変ご不便、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

アシネトバクター検出事例に関する検証委員会について

鹿児島大学病院多剤耐性アシネトバクター検出事例に

関する検証委員会について

本院では、標記検証委員会を発足し、7月1日(月)に会議(第3回)を開催いたしました。

概  要

1 設置目的

本検証委員会「鹿児島大学病院 多剤耐性アシネトバクター検出事例検証委員会」は、本委員会

(第3回)から外部委員2名を追加し、外部委員6名を含む14名で構成され、これまでの本院の対

応や対策の検証を行い、現在の対策の適切性を評価し、今後の再発防止策に役立てるよう報告書を

まとめていく予定です。

 

2 第3回 鹿児島大学病院 多剤耐性アシネトバクター検出事例検証委員会

(1)開催日 令和元年7月1日(月)

(2)出席者 院内委員8名 外部委員6名

(3)議事内容

IMP-1遺伝子保有薬剤耐性Acinetobacter baumanniiの検出状況や終息判断のための手

指衛生遵守率の向上、抗菌薬適正使用および5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)な

ど各種感染対策プロセス指標達成状況について協議した。2018年4月の事例以降感染対策

が実施され、現在までにICUを中心に伝播が見られた薬剤耐性Acinetobacter baumannii

は患者および環境から新たに検出されていないことが確認された。ただし、プロセス指標

の達成と感染制御の基盤整備のためにさらなる改善が必要であることから、引き続き対策

の適切性を評価していくこととなった。

「地域医療を支える看護師特定行為シンポジウム」の開催について

平成27年10月に「特定行為に係る看護師の研修制度」が施行されました。
医療資源の少ない離島・へき地を多く抱える鹿児島県においては、この制度を修了した看護師の育成は、地域医療の問題を解消する大きな柱になると期待されます。しかし制度化間もないこともあり、まだまだ認知度が低い状況にあります。そこで、当センターでは鹿児島県で看護師の特定行為研修について広く知っていただくために下記の要領でシンポジウムを開催することといたしました。

日時令和元年8月10日(土) 13:30 ~ 16:30(受付13:00)
場所市町村自治会館 4F ホール
シンポジスト齋藤  繁(群馬大学 大学院医学系研究科 麻酔神経科学講座 麻酔神経学 教授)
荒木 暁子(日本看護協会 常任理事)
中重 敬子(今村総合病院 看護師特定行為研修センター長)
本田 弘志(霧島医療センター 看護師特定行為研修 修了者)
才田 隆一(鹿児島大学病院 看護師特定行為研修 修了者)
申込み入場無料
どなたでもご参加いただけます。
下記PDFを参照の上、お申し込みください。 
看護師特定行為シンポジウム(PDF)
問い合わせ先鹿児島大学病院 看護師特定行為研修センター
 Email : tokutei@m.kufm.kagoshima-u.ac.jp 
TEL: 099-275-6378