鹿児島大学病院からのお知らせ

【がん相談支援センターより】令和7年3月 患者サロンさくらのご案内

 日頃よりがん相談支援センターをご利用いただきありがとうございます。
 患者サロンは、がん患者さんやご家族が、不安や悩み、体験などを自由に語り合い、交流頂く場所となっております。
 3月のサロンは、「みんなで交流サロンの会」のテーマで開催予定です。どうぞお気軽にがん相談支援センターまでご相談ください。

 患者サロンさくらご案内(PDF)

「かごしま認知症いきいきフェスタ2025」のご案内

2025年3月22日(土)に、鹿児島大学病院内にある鹿児島県基幹型認知症疾患医療センター主催
で「かごしま認知症いきいきフェスタ2025」を開催いたします。

予約不要、参加無料で、どなたでも参加いただけます。
どうぞお気軽にご参加ください。

詳細につきましては、添付資料をご参照ください。

 「かごしま認知症いきいきフェスタ2025」(PDF)

令和6年度 被ばく傷病者対応訓練を実施しました

 2月15日(土)、川内原子力発電所の放射線管理区域内での汚染を伴う負傷者の発生に対する被ばく傷病者対応訓練を実施し、27名の教職員が参加しました。
 この訓練は、平成29年11月1日付けで、鹿児島県から「原子力災害拠点病院」の指定を受けたことにより、関係機関と協力しながら、例年、実施しているものです。
 今年は、九州電力川内原発(薩摩川内市)の重大事故に備え、国と鹿児島県の合同で「原子力総合防災訓練」が県内各地で行われ、本院では、被ばく傷病者を受け入れ、必要な医療処置を行う訓練が実際されました。
 当日は、薩摩半島西方沖を震源とする最大震度7の地震が発生し、放射線管理区域内をパトロール中の所員2名が負傷、うち1名が鹿児島大学病院へ救急車で搬送との想定で訓練が行われました。
 昨年度に引き続き、鹿児島県からの要請を受けた長崎大学高度被ばく医療支援センターの専門家から医療処置等の助言・指導を受けるとともに、搬送経路や汚染部分の除染、処置等を再確認しました。
 今後、訓練結果を検証し、有事の際に適切に対応できるよう原子力災害医療対応マニュアル等を改善する予定です。

(搬送を行った救急隊と情報共有を行う様子)
(被ばく医療処置の様子)
(院内外からの情報を集約する現場指揮所の様子)

鹿児島大学病院看護部 公開講座「フィジカルアセスメントとSBARの基礎」のご案内

 2025年3月2日(日)に、鹿児島大学病院看護部 特定・認定看護師会主催の公開講座「フィジカルアセスメントとSBARの基礎」を開催いたします。

 病院や訪問看護ステーション、老健施設等に勤務する看護職者であれば、どなたでも参加いただけます。
 どうぞお気軽にご参加ください。

 詳細につきましては、添付資料をご参照ください。

 公開講座「フィジカルアセスメントとSBARの基礎」(PDF)

【がん相談支援センターより】令和7年2月 患者サロンさくらのご案内

日頃よりがん相談支援センターをご利用いただきありがとうございます。
患者サロンは、がん患者さんやご家族が、不安や悩み、体験などを自由に語り合い、交流頂く場所となっております。
2月のサロンは、「治療をしながら働くことについて」のテーマでハローワークかごしまの方に参加いただき、開催予定です。
どうぞお気軽にがん相談支援センターまでご相談ください。

患者サロンさくらご案内(PDF)

急性期脳梗塞患者を対象としたブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を用いた治療研究を開始しました

 鹿児島大学病院では株式会社LIFESCAPES(本社 東京都港区)と共同で、発症後間もない脳梗塞患者の上肢麻痺に対する特定臨床研究を開始しました。この研究では、同社が開発した医療機器「LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)」を使用します。
 本研究に使用するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)は、麻痺のある手指を動かしたいと考えた時の生体信号を、頭に装着したヘッドセットで捉え、意図した生体信号が検出されたタイミングで麻痺のある手に装着した電動装具が駆動し、手指を動かすことで筋力を維持、発達又は回復させることを目的としています。手指の麻痺が残る多くの患者さんにとって、新たな治療の選択肢として期待されています。
 今回の研究では、リハビリテーション科と脳神経外科が共同で発症から14日以内の急性期脳梗塞の患者さんを対象に、この医療用BMIを用いた治療の効果を検証する予定です。
 鹿児島大学病院では、1990年代から『促通反復療法』と呼ばれる、脳卒中(脳血管疾患)片麻痺に対する新たな治療法を開発し、普及させてきました。『促通反復療法』は、患者さんによる努力や試行錯誤を極力減らしながら、麻痺のある上下肢の運動を反復する治療法であり、脳の可塑性(機能的・構造的に変化する性質)を最大限に引き出すことを目指した治療です。今回使用する医療用BMIも、脳の可塑性に着目した装置であり、『促通反復療法』との組み合わせによるさらなる治療効果が期待されます。今後、脳卒中片麻痺の回復期でもその組み合わせの効果を検証する予定です。

LIFESCAPES医療用BMI(手指タイプ) 製品URL:https://lifescapes.jp/product/

鹿児島ユナイテッドFC様より小児科病棟へクリスマスプレゼントをいただきました

 12月19日(木)、鹿児島ユナイテッドFC様より本院小児科病棟の患者さんへクリスマスプレゼントをいただきました。鹿児島ユナイテッドFCによるクリスマスプレゼント寄贈は今年で9年目を迎えます。
 当日は、サンタクロースとトナカイの恰好をしたクラブ代表 德重 剛様と米澤 令衣 選手より、集まった小児科の患者さん約10名に、選手のサイン入りバスタオルやユニフォームを手渡していただきました。また、川村副病棟医長へ参加できなかった患者さんへのプレゼントをいただいた後、患者さんを代表してお礼のクリスマスカードが米澤選手に贈られました。
 プレゼント贈呈後は、米澤選手にサインをいただいたり、写真撮影をしたりと、楽しいひとときを過ごしました。

(写真左より 徳重代表、米澤選手、川村副病棟医長、肱岡看護師長)
(クリスマスカードを贈る患者さんと米澤選手)

クリスマスコンサートを開催しました

 12月18日(水)に、本院小児科にて、クリスマスコンサートが開催されました。
当日は、鹿児島大学公認サークル 医歯学うた部の学生9名が、サンタクロースの帽子をかぶり、クリスマスソングやアニメソングなどのメドレー3曲を披露しました。
 集まった小児科病棟に入院されている患者さん、ご家族は、手拍子をしたり、写真や動画を撮ったりしながら演奏を楽しんで下さり、会場は一足早いクリスマスの雰囲気に包まれました。

(子どもに人気のアニメソングを披露する様子)
(演奏を披露した医歯学うた部の学生)

一般財団法人 親和会様よりクリスマスプレゼントを寄附いただきました

 一般財団法人 親和会様より本院へクリスマスプレゼント寄附のお申し出をいただき、12月17日(火)、寄附受納式を行いました。
 寄附受納式には、一般財団法人 親和会 島森 俊光 理事長、内山 保一 常務理事にご出席いただき、小児科病棟の患者さんへ絵本や知育玩具、ボードゲームなどを寄附いただきました。
 島森理事長より「クリスマスが近づく中、闘病中の患者さんに、少しでも楽しいひと時を過ごしていただきたい」とのお言葉と共に、坂本病院長へ小児玩具が手渡されました。
 寄附いただいたプレゼントは、受納式後、すぐに小児科病棟の患者さんの元へ運ばれました。

坂本病院長(左)と島森理事長(右) 
(写真左より)志茂事務部長、肱岡看護師長(小児科)、宮薗看護部長、
西川副小児科長、坂本病院長、内山常務理事、島森理事長

令和6年度 鹿児島県ローカルDMAT隊員養成研修に参加しました

 12月7日(土)、8日(日)に、本院にて、令和6年度鹿児島県ローカルDMAT※1隊員養成研修が開催されました。
 ローカルDMATとは、鹿児島県内における大規模災害発生の際、災害急性期に活動できる機動性を持ち、局地災害対応に係る専門的な研修、訓練を受けた災害派遣医療チームです。
 本研修は、鹿児島県が主催、本院のDMAT関係者が運営を行い、鹿児島県内の13の施設から30名の受講生が参加しました。また、運営として参加した職員の他、本院からは医師1名、業務調整員(薬剤師)1名も研修を受講しました。
 研修では、トランシーバを用いた情報伝達実習やトリアージの演習、広域災害救急医療情報システムの入力実習、列車脱線事故による多数傷病者発生を想定した医療救護訓練などを行いました。

※1 DMAT(災害派遣医療チーム:Disaster Medical Assistance Team)
 大規模災害や多数傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる
 機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム

(列車脱線事故を想定した現場指揮所で消防隊員と連携して訓練する様子)
(現場救護所を想定した訓練の様子)
(修了式にて挨拶をする垣花救命救急センター長)