診療科案内(医科診療科)

放射線科

放射線科の紹介

放射線科は主に画像診断(CTやMRI)、核医学、IVR(血管造影やCTなどの画像診断装置透視下で、カテーテルや穿刺針を用いて行う治療)、放射線治療の各専門分野で構成され、病気の診断や癌の治療に日夜取り組んでいます。

医師紹介

  氏名 職名 専門分野
部門科長 吉浦 敬 教授 画像診断
副部門科長 谷 淳至 講師 核医学
外来医長 鮎川 卓朗 特任助教 画像診断
病棟医長 袴田 裕人 助教 画像診断
スタッフ 上村 清央 特任准教授 画像診断
林 完勇 講師 IVR
中條 正豊 講師 核医学
内匠 浩二 講師 画像診断
伊藤 宗一朗 助教 放射線治療
長野 広明 助教 画像診断
仮屋 圭佑 特任助教 放射線治療
中村 信哉 助教 IVR
惠島 史貴 特任助教 画像診断
中野 翼 特任助教 画像診断

診療曜日・時間表

※専門外来は、初診・再診どちらも曜日指定があります。

初診診療曜日 月~金(部門により外来は初診・再診どちらも曜日指定あり)
初診の方は、紹介医により医務課外来予約担当(電話 099-275-5168、FAX 099-275-6698)にて予約をとり、紹介医からの紹介状をご用意下さい。
再診診療曜日 月~金(部門により外来は初診・再診どちらも曜日指定あり)
受付時間 8:30~11:00
予約の方は、予約10分前には診療部門科受付へおいでください。
診療時間 8:30~17:00
休診日 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日)
※診療部門科の都合により、診療日が変更になることもあります。

診療分野および高度な医療機器等

画像診断 最新の撮影技術を駆使し、迅速で適切な検査を行い、各分野の専門医のもとに、最先端の画像診断を提供しています。当院では現在、Dual Energy CT 3台と3TのMRI3台で検査を行っています。また、救急外来には320列のMDCT1台が稼働しています。
IVR IVRとは、インターベンショナルラジオロジー(Interventional Radiology)の略で、がんや血管奇形、出血などに対し、患者さんの体への負担が少ない治療を行っています。当院では現在、最新のIVR-CT1台で検査、治療を行っています。
核医学 核医学検査とは、微量の放射線を出すお薬(放射線医薬品)を体に投与し、その分布状態を画像にすることによって臓器の機能を知ることができる検査です。当院では現在、最新のPET-CT2台とSPECT-CT2台、頭部心臓用SPECT1台で検査を行っています。また、放射線医薬品が特別な組織に集積することを利用し、甲状腺癌をはじめ、様々な病気の治療も行っています。専用のRI治療病室も備えています。
放射線治療 放射線療法部門では、画像誘導放射線治療を用いた高精度の放射線治療および定位放射線治療や強度変調放射線治療なども導入し、2台の最新リニアックを使って、質の高い治療を提供しています。また、婦人科癌に対する密封小線源療法も、積極的に行っています。詳しくは、下のリンクより当院腫瘍センター放射線療法部門のページをご覧ください。

放射線療法部門

実績

癌を治すにはどうしたらいいのだろう?私たちが日々自身の心に問い続けていることです。癌をより早期に発見したい。より確実な診断をしたい。可能 であれば切らずに治したい。そのために画像診断部門ではCTやMRIを用いて形態的に、核医学部門では放射性物質を用いて機能的に診断し、IVR部門では 穿刺針やカテーテル(細い管)を用いて、また放射線治療部門では放射線を照射して、癌を切らずに治す技術の向上に努めています。

診療科で扱った主な手術や処置の件数 令和4年度

CT 21,649件
MRI 8,833件
RI 4,351件
血管造影、IVR 273件
放射線治療 616件

場所

1階フロア 放射線科

※正面玄関は午前6時から午後6時まで(土・日・祝祭日は除く)

よくある質問

  放射線科ではどんな仕事をしているのですか。

放射線科の医師は、画像診断、放射線治療、IVR, 核医学の分野で仕事をしています。画像診断はX線、CT、MRIなどの写真を読影して主治医の先生に知らせます。放射線治療は癌などの病気を放射線で、IVRは血管などに管を入れて治療します。核医学は放射線を出すアイソトープで診療します。

  放射線科の治療の特徴は何ですか。

放射線を癌などの病気のところに体の外や中から照射して治療します。一般に治療中痛みはありません。また手術せず画像をみながら病気のところに管などを血管などに入れ治療します。病巣だけにあつまる放射線をだすRIを飲ませ、甲状腺のバセドウ病や癌を治療します。

  放射線はこわいイメージがありますが、被曝は心配ないですか。

私たちは毎日、宇宙や地殻、食べ物などから微量の自然の放射線を受け、なんらの障害なく生活しています。医療で使用される放射線は法で決められた線量以下で、管理区域内で行いますので安全で心配いりません。