診療科案内(医科診療科)

神経科精神科

神経科精神科の紹介

神経科精神科では、入院治療ではグループ制を用い、主治医と指導医の体制を整え、毎週患者さんのカンファレンスを行い治療の充実を図っています。外来診療ではもの忘れ専門外来を設けております。またすべての患者さんに主治医制を導入し、きめ細やかに対応し、また待ち時間の短縮にも努力しております。

医師紹介

  氏名 職名 専門分野
部門科長 中村 雅之 教授 臨床精神医学、分子精神医学、老年精神医学
副部門科長・外来医長 福原 竜治 講師 臨床精神医学、老年精神医学
認知症疾患医療センター副センター長 石塚 貴周 助教 臨床精神医学、老年精神医学
病棟医長 浦田 結嘉 助教 臨床精神医学
スタッフ 塩川 奈理 助教 臨床精神医学
佐々木 なつき  助教 臨床精神医学
新井 薫 助教 臨床精神医学
永田 青海 助教 臨床精神医学
島田 尚子 助教 臨床精神医学
笠毛 渓 特任助教 臨床精神医学
有村 尚也 特任助教 臨床精神医学

診療曜日・時間表

※専門外来は、初診・再診どちらも曜日指定があります。
※初診は、原則家族同伴としておりますのでご了承ください。

初診診療曜日 月・水・木・金
初診の方は、医務課外来予約担当(電話099-275-5168、FAX099-275-6698)にて予約をとり、紹介医からの紹介状をご用意下さい。
もの忘れ専門外来は月曜午後及び金曜午後
再診診療曜日 月・水・木・金
受付時間 8:30~11:00
予約の方は、予約10分前には診療部門科受付へおいでください。
診療時間 8:30~17:00
休診日 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日)
※診療部門科の都合により、診療日が変更になることもあります。

実績

当科は小中学生の児童思春期の方から、もの忘れ専門外来を設けており、老年期の方まで幅広い年代の患者さんに対して精神科全般の治療を行っています。入院治療では主治医と指導医の体制を整え、治療の充実を図り、医師をはじめ、看護師、公認心理士、精神保健福祉士、薬剤師が連携して患者さんを多方面から理解し治療を行う「チーム医療」を行っています。また、総合病院として合併症を伴う精神疾患治療に加え、他診療科とのリエゾン精神医療、認知症ケア、緩和ケアにも関わっています。

場所

3階フロア 神経科精神科

※正面玄関は午前6時から午後6時まで(土・日・祝祭日は除く)

よくある質問

  うつ病はどのように対処したらいいのですか。

うつ病は基本的に休養が十分に必要な病気なので、ご本人は休める環境で十分に休んでください。 しかし休める環境がない時や重症時は入院治療が必要となります。次に十分な量の抗うつ薬を服用することが大切です。周りの方は、患者さんを無用に励ましたり気晴らしに無理に誘ったりしないでください。また考えや決断を求めることは避けたほうがよいでしょう。

  統合失調症の薬を飲み続けても大丈夫でしょうか。飲み続けないといけないのでしょうか。

統合失調症の治療において大きなウェイトを占めるのが服薬です。薬を飲まないと再発の危険性が高まります。再発を繰り返すことによって症状は重くなり、予後が悪くなります。最近では従来の薬と比べて副作用の少ない非定型抗精神病薬が開発され、飲みやすくなってきています。しかしそれでも副作用はありますので、医師と十分相談のうえ服薬されることがよいでしょう。

  最近物忘れが多いのですが、認知症のおそれはないでしょうか。

物忘れにも程度があり、忘れたことを覚えている場合、年齢相応の場合が多いです。またうつ病などで一時的に認知症のように物忘れを自覚することもあります。しかし同じ事を何度も聞く、最近のことがなかなか覚えられない、忘れたことも思い出せないなど病的と思われる時は、受診していただき画像検査など詳しい検査をおすすめいたします。