脳神経内科
099-275-5731
脳神経内科の紹介
脳神経内科では、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気に対する内科的治療を担当しております。
頭痛、めまい、しびれ、手足の動きが悪い、物忘れ、物が二重にみえる、手足がふるえるなど、神経筋に関わる疾患を幅広くみております。
脳神経内科では、症状や経過について十分に話を聞くことが大切です。
その上で診察を行い、総合的に診断しております。
当科では、最適な医療をご提供するために、多くの脳神経内科医間で議論・検討したうえで、より良い治療法を選択しております。我々が担当する分野では、原因が解明されていない病気も多いですが、そのような場合でも、病態を明らかにすることで治療可能な場合もあり、その努力は惜しみません。
ご不明な点や疑問に感じる点がございましたら、ご遠慮なく、ご相談ください。
医師紹介
氏名 | 職名 | 専門分野 | |
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部門科長 | 髙嶋 博 | 教授 | 神経内科学、シャルコー・マリー・トゥース病、遺伝性神経疾患 |
橋口 昭大 | 講師 | 神経内科学、筋病理、遺伝性神経疾患 | |
医局長 | 﨑山 佑介 | 講師 | 神経内科学、神経感染症 |
病棟医長 | 樋口 雄二郎 | 講師 | 神経内科学、遺伝性神経疾患 |
副外来医長 | 大山 賢 | 医員 | 神経内科学、脳血管障害 |
外来医長 | 野妻 智嗣 | 助教 | 神経内科学、HTLV-1関連脊髄症 |
外来副医長 | 安藤 匡宏 | 助教 | 神経内科学、遺伝性神経疾患 |
平松 有 | 特任助教(臨床研究管理センター) | 神経内科学、ミトコンドリア病 | |
東 桂子 | 特任助教(地域医療支援センター) | 神経内科学、プリオン病 | |
道園 久美子 | 特例講師(地域医療連携センター) | 神経内科学、神経免疫学 |
診療曜日・時間表
※専門外来は、初診・再診どちらも曜日指定があります。
初診での診察は、全て予約制となります。また、初診時には紹介医からの紹介状が必要です。
初診診療曜日 | 水・金 初診の方は、紹介医より医務課外来予約担当(電話099-275-5168、FAX099-275-6698)にて予約をとり、紹介医からの紹介状をご用意下さい。 |
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再診診療曜日 | 月・水・木・金 火曜日は、特殊疾患外来 |
受付時間 | 8:30~11:00 予約の方は、予約10分前には診療部門科受付へおいでください。 |
診療時間 | 8:30~17:00 |
休診日 | 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日) ※診療部門科の都合により、診療日が変更になることもあります。 |
実績
診療科で扱った主な疾患リスト
シャルコー・マリー・トゥース病(CMT) | ミトコンドリア病 |
多系統萎縮症 ・線条体黒質変性症 ・オリーブ橋小脳萎縮症 ・シャイ・ドレーガー症候群 |
パーキンソン病関連疾患 ・進行性核上性麻痺 ・大脳皮質基底核変性症 ・パーキンソン病 |
脊髄小脳変性症 | 筋萎縮性側索硬化症(ALS) |
脊髄性筋萎縮症 | 球脊髄性筋萎縮症 |
HTLV-1関連脊髄症(HAM) | 多発性硬化症(MS),視神経脊髄炎(NMO) |
ギラン・バレー症候群/フィッシャー症候群 | 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 |
重症筋無力症 | 多巣性運動ニューロパチー(ルイス・サムナー症候群) |
自己免疫性脳炎・非ヘルペス性辺縁系脳炎 | プリオン病 ・クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD) ・ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病(GSS) |
ハンチントン病 | |
単クローン抗体を伴う末梢神経炎(クロウ・フカセ症候群) | |
正常圧水頭症 | ライソゾーム病 |
重度痙縮に対するバクロフェン髄注療法 |
場所
よくある質問
頭痛が起こったときにはどうすればよいのですか?
頭痛には良性と悪性がありますが、良性には偏頭痛と緊張型頭痛があります。繰り返し起こり日常生活に支障をきたすのは偏頭痛で、慢性で後頭部が重くなるのが緊張型頭痛です。
急な激しい頭痛には、くも膜下出血など、脳神経外科で治療が必要な場合もあります。種類毎に治療法が違いますので、一度しっかり、頭痛の診断を受けてください。片頭痛の新しい薬も普及しており、あきらめず受診してください。
しびれで困っていますが、どうすればよいですか?
しびれとは、感覚の異常で、痛みやびりびりした感じを指す場合が多く、原因もいろいろです。首や腰の骨、椎間板の変形の病気も多いようですが、手足の末梢神経の障害や脳、脊髄の病気でもしびれが出ることがあります。半身がしびれる時は脳血管障害などの病気も考える必要があります。診断には、専門的な検査を組み合わせて診断する必要があります。このような症状があるときは脳神経内科を受診してください。
めまいをよく起こします。放って置いてもよいでしょうか?
めまいでは、実際に目がぐるぐると回り開けられず、船酔いのように吐き気、嘔吐が起こることがしばしばです。またふわふわする、一瞬くらくらするなどいろいろな症状がめまいとして表現されます。原因もいろいろあり、耳の内耳の異常や脳梗塞や脳腫瘍など脳自体からくるものもあります。危険なめまいかどうか診てもらう必要があると思われます。
最近歩きにくくなりましたが、どのような病気がありますか?
歩行障害を起こす病気にはパーキンソン病、筋肉末梢神経や、脊髄の病気でも歩行が困難になります。専門的な検査・診療が必要です。