消化器内科
099-275-5731
消化器内科の紹介
消化器内科は平成17年6月に、旧第二内科各専門グループの再編成が行われ、新たに肝臓、消化管・胆膵のグループとしてスタートすることになりま
した。
当科では、各グループ及び消化器内科全体、更には外科と合同でのカンファレンスを積極的に行い、診断や治療についての討論や意見交換を診療に
役立たせております。
医師紹介
氏名 | 職名 | 専門分野 | |
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部門科長 | 井戸 章雄 | 教授 | 肝疾患 消化管疾患 |
上村 修司 | 准教授 | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
橋元 慎一 | 准教授(光学医療診療部) | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
佐々木 文郷 | 講師 | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
医局長 | 馬渡 誠一 | 講師 | 肝疾患 |
有馬 志穂 | 助教 | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
外来医長 | 熊谷 公太郎 | 助教 | 肝疾患 |
前田 英仁 | 助教 | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
田ノ上 史郎 | 講師(疫学・予防医学) | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
病棟医長 | 小田 耕平 | 特任助教(肝疾患相談センター) | 肝疾患 |
田中 啓仁 | 特任助教(地域医療・健康医学講座) | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
樋之口 真 | 特任助教(地域医療・健康医学講座) | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
小牧 祐雅 | 講師(衛生学・健康増進医学) | 消化管疾患 胆膵疾患 | |
椨 一晃 | 特任助教(地域医療・健康医学講座) | 肝疾患 | |
坂江 遥 | 特任助教(総合臨床研修センター) | 肝疾患 |
診療曜日・時間表
※専門外来は、初診・再診どちらも曜日指定があります。
初診診療曜日 | 月・木 初診の方は、紹介医により医務課外来予約担当(電話099-275-5168、FAX099-275-6698)にて予約をとり、紹介医からの紹介状をご用意下さい。 |
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再診診療曜日 | 月・水・木・金 |
受付時間 | 8:30~11:00 |
診療時間 | 8:30~17:00 |
休診日 | 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日) ※診療部門科の都合により、診療日が変更になることもあります。 |
実績
一言で消化器疾患といっても幅広く、奥が深い疾患であります。肝胆膵、消化器のいずれにおいても疾患の頻度や症状の程度は様々で、各患者の全身状態、精神状態を十分把握した上で患者の要望を取り入れつつ最良の治療を推奨していくといった、常に患者の立場に立った医療を心掛けております。また当科は関連病院が多く、他科との連携についても充実しており、アフターケアや専門外診療でもお役に立てるものと自負しております。
診療科で扱った主な手術や処置の件数(2023年度)
消化管グループ | |
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内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) | 213件 |
カプセル内視鏡検査 | 115件 |
小腸内視鏡検査(止血等) | 30件 |
肝臓グループ | |
経力テーテル的冠動脈塞栓術、肝動注化学療法 | 141件 |
経皮的ラジオ波焼灼術(RFA) | 10件 |
肝生検 | 45件 |
内視鏡的食道胃静脈瘤硬化療法・結紮術 | 11件 |
胆膵系グループ | |
超音波内視鏡(EUS) | 612件 |
超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA) | 143件 |
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) | 321件 |
医学の進歩によりがんは小さく発見されるようになりましたが、それに伴いお腹を切らずに内視鏡を用いた切除や、エコーを用いた焼灼などの新しい内科治療が確立されました。これによりがんに悩まされている患者さんの精神的、経済的負担が軽減され、今後ますます内科治療のニーズが増加すると思われます。
場所
よくある質問
検診で便潜血反応が陽性と言われました。がんなのでしょうか?
便潜血反応が陽性となる病気はがん以外にもたくさんあります。便潜血反応をきっかけにがんになる手前のホリープや内視鏡治療が可能な早期がんがたくさん発見されていますので、怖がらずに一度検査をお受けください。
検診で”脂脂肝”といわれ専門病院の受診を勧められましたが、悪いのでしょうか?
脂脂肝とは肝臓の細胞全体の1/3以上に脂肪がたまった状態で、原因に飲酒、過食、運動不足があげられます。中でもお酒を飲まないのに脂脂肝となり肝機能異常を起こす病気をNASH(非アルコール性脂肪肝炎)といい、放置すると肝硬変や肝臓がんが発生することが分かりました。一度当科受診をお勧めします。
検診の腹部エコー検査で胆石があると言われました。手術しないといけないでしょうか?
胆石の患者さんは非常に多く、日本人の1000万人以上が胆石持ちといわれていますが、その殆どは症状がなく、一部の患者さん以外は手術の必要はありません。手術をしない場合でも経過をみる必要はありますので、手術すべきかどうか、その後の経過観察はどうすべきか等、専門医とよくご相談ください。