診療科案内(医科診療科)

皮膚科

皮膚科の紹介

皮膚科は、目に見える部位に生じるすべての疾患の診断、治療および予防を行う診療科です。
皮膚科では、湿疹やじんましんなどのアレルギー性疾患、良性・悪性を含む皮膚腫瘍、毛髪や発汗の異常、ウイルス・細菌・真菌などによる感染症など、幅広い疾患を対象としています。皮膚に異常や気になる症状がある場合は、ぜひ皮膚科にご相談ください。

医師紹介

  氏名 職名 専門分野
部門科長 江川 形平 教授 乾癬、アトピー性皮膚炎、感染症
外来医長 指宿 敦子 講師 アトピー性皮膚炎
医局長 山筋 好子 助教 アレルギー
病棟医長 川平 尚生 助教 腫瘍、リンパ腫
スタッフ 宮内 一成 医員 脱毛症、発汗異常
スタッフ 米澤 理沙子 医員 皮膚科一般、膠原病
スタッフ(産休中) 相良 良子 医員 皮膚科一般
スタッフ 中園 美紗子 医員 皮膚科一般、レーザー・腫瘍
スタッフ 新堂 友梨 医員 皮膚科一般、フットケア
スタッフ 平島 梨絵 医員 皮膚科一般
スタッフ 牛飼 陽介 医員 皮膚科一般
スタッフ 瀬涯 章子 医員 皮膚科一般
スタッフ 福地 毅 医員 皮膚科一般
スタッフ 牧元 有希 医員 皮膚科一般

診療曜日・時間表

※専門外来は、初診・再診どちらも曜日指定があります。

初診診療曜日 月・火・金
初診の方は、紹介医により医務課外来予約担当(電話099-275-5168、FAX099-275-6698)にて予約をとり、紹介医からの紹介状をご用意下さい。
なお、紹介状のない場合でも受付を行いますが、医務課外来予約担当(電話099-275-5168)での予約が必要です。
再診診療曜日 月・火・水・木・金
受付時間 8:30~11:00
予約の方は、予約10分前には診療部門科受付へおいでください。
診療時間 8:30~17:00
休診日 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日)
※診療部門科の都合により、診療日が変更になることもあります。

実績

皮膚科では、湿疹や蕁麻疹などの診断に役立つアレルギー検査、発汗や光線に対する反応を調べる皮膚生理学的検査を行っています。良性・悪性を問わず皮膚腫瘍に対する手術も行い、整容面に配慮した処置にも対応します。診断の精度を高めるため、皮膚生検を行い、病理組織検査を実施しています。こうした検査・処置を通じて、皮膚の症状の背後にある原因を明らかにし、適切な治療へとつなげています。

診療科で行う主な検査や処置・手術 [令和6年度]

パッチテスト 遅延型アレルギーの原因を探ります [60件]
プリックテスト 即時型アレルギーの原因を探ります
内服チャレンジテスト 食べ物や薬を実際に摂取し、アレルギーの原因を探ります
発汗テスト 発汗異常の程度、範囲をしらべます
光線テスト 光線過敏の有無、種類をしらべます
皮膚病理組織検査 皮膚を採取し病理診断をつけます [1,508件]
光線療法 乾癬、白斑、アトピー性皮膚炎など
悪性腫瘍切除術 基底細胞がん、有棘細胞がん、メラノーマなど [83件]
良性腫瘍切除術 粉瘤、脂肪腫、色素性母斑など [103件]
レーザー治療 CO2レーザー、Qスイッチルビーレーザー

※ パッチテストは暑い季節(7-9月)は入院で行います。

※ プリックテスト、内服チャレンジテストは入院で行います。

場所

よくある質問

  足のうらのほくろが気になります。どうすればいいですか?

まず、本当に良性のほくろかどうかを診察する必要があります。足のうらのしみで、最も気をつけなければならないものの一つが「悪性黒色腫」といわれる皮膚癌です。疑われる場合は、しっかりと手術をし、場合によっては化学療法などを行う場合もあります。それらを鑑別するために、皮膚科では、肉眼所見にくわえて、拡大鏡(デルモスコープ)を用いた観察をおこない治療方針を決定しております。

  アトピー性皮膚炎でステロイドの軟膏を塗っていますがよくなりません。どうしたらいいですか?

まず、アトピー性皮膚炎の治療の目標は、症状はあっても日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態にする、あるいは軽い症状は続くけれど,急に悪くなることはなく、悪くなってもその状態が続かないようにすることです。そのためには適切なスキンケア(保湿)が必要であることはご承知のとおりです。治療法として、ステロイドの他に免疫抑制剤の軟膏や紫外線療法などもありますので、是非ご相談ください。

新しい治験のご案内

新しい治験がある場合はこちらでお知らせします。
関心のある方はお問い合わせください。