部門案内

周産母子センター

電話・FAX  099-275-5907(NICU) /  099-275-5888(産科)

周産母子センターの紹介

鹿児島県内の周産母子センターは鹿児島市立病院を中心として、いまきいれ総合病院、鹿児島大学病院の3施設で連携を図っております。当院は主に先天性心疾患、小児外科疾患の患者さん、早産児(原則在胎32週以降)、低出生体重児(出生体重1,300g以上)の患者さんの治療を行っています。32週未満の早産や1,300g未満の低出生体重児、重症新生児仮死などの症例は鹿児島市立病院新生児内科と、当院で出生した早産、低出生体重児のGrowing careはいまきいれ総合病院新生児内科と連携をとりながら、診療にあたっています。

2024年のNICU入院患者数は113例、そのうち先天性心疾患の患者数13例、小児外科疾患の患者数26例(新生児期の手術数:6例)、新生児搬送受入数32例でした。

また近年は、周産母子部産科部門での胎児超音波検査の診断率の向上により、先天性心疾患、外科疾患の患者さんが胎児期に診断されることが多くなりました。当院の周産母子センターでは、胎児期から小児科、産婦人科、小児外科、精神科とカンファレンスを行い、安全に周産期管理ができるよう、また御家族のサポートができるようにMSWを含め多職種の医療スタッフが介入し、環境作りを進めています。先天性心疾患、小児外科疾患が疑われる患者さんや集中治療、専門的医療が必要な患者さんの御相談は24時間受け付けていますので、御連絡ください。

また大学病院では学生・研修登録医の受け入れなど教育機関として、教育・研修を行っています。患者さん、ご家族の皆様には、ご理解のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

スタッフ(新生児部門)

周産母子センター長 家入 里志(小児外科)
周産母子センター准教授 簗詰 伸太郎 (産婦人科)
周産母子センター講師 山田 耕嗣(小児外科)
周産母子センター講師 中川 俊輔(小児科)
周産母子センター助教 濵田 朋紀(産婦人科)
周産母子センター助教 内田 那津子(産婦人科)
周産母子センター助教 鮫島 浩継(産婦人科)
周産母子センター特任助教 松浦 拓也(産婦人科)
周産母子センター特任助教 岩元 祐実子(産婦人科)
周産母子センター特任助教 中村 陽(小児科)
周産母子センター医員 大井 帆波 (産婦人科)
周産母子センター医員 橋本 沙季(産婦人科)

 

業務内容

  • 新生児の呼吸・循環管理による集中治療
  • 重症黄疸児の交換輸血療法
  • 新生児循環器
    ・重症先天性心疾患の周術期管理
    ・一酸化窒素吸入療法(NO吸入療法)
    ・低酸素濃度ガス吸入療法(N2吸入療法)
  • 重症呼吸不全新生児に対する高頻度振動換気(HFO)による呼吸管理
  • 補助循環(膜型人工肺)、持続血液濾過透析法を用いた管理
  • 小児外科疾患の周術期管理
  • 重症新生児外科疾患の栄養管理

毎週木曜日に胎児カンファレンス、金曜日に育児支援カンファレンスを行い、患者さんの問題点、家族背景、出生後の治療、遺伝相談の必要性の有無など情報共有を行っています。 また、鹿児島市内の周産期医療機関での連携をはかる目的で、毎週鹿児島市立病院で連携カンファレンスを行っています。

研究

  • 周術期管理(周術期急性腎障害(AKI))の発症、予防に関する研究
  • 一酸化窒素吸入療法に関する研究
  • 周術期プレセデックス指摘投与、離脱症状の予防に関する研究
  • 新生児肺高血圧症における血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の関与、miRNAの関与
  • 先天性心疾患における small for gestational age (SGA)と appropriate for gestational age (AGA)の予後に関する研究