部門案内

検査部

099-275-5566

検査部の紹介

臨床検査は病気の診断・経過観察・治療効果の判定・早期発見や予防になくてはならない手段です。検査は主に検体検査と生理検査に分けられます。各種の検査は国家資格を持つ臨床検査技師が行っていますが、日進月歩の医学・医療に貢献できるよう関係する学会に所属・参加して、常に最新の知識を得るとともに技術の向上にも研鑽しております。臨床検査は正確性と迅速性が常に求められますが、2012年3月には、国際標準化機構(International Organization for Standardization)が「臨床検査室-品質と能力に関する特定要求事項」として規定した、ISO 15189の認定を取得し、国際的にも品質が認められた信頼性のある検査データを提供しています。日本医師会や日本臨床検査技師会が主催する外部精度管理プログラムにも積極的に参加して検査の正確性を保証するとともに、最新の検査機器を使用することにより迅速に詳細な結果を報告できるよう務めております。

医師・技師紹介

  氏名 職名 専門分野
検査部長 橋口 照人 教授
副部長 山口 宗一 准教授
竹之内 和則 特任助教
大山 陽子 医員
技師長 波野 史典 臨床検査技師
副技師長 竹之下 友寿 臨床検査技師
主任 舞木 弘幸 臨床検査技師
主任 中村 政敏 臨床検査技師
主任 髙味 聡子 臨床検査技師
主任 野口 慶久 臨床検査技師
主任 前之園 隆一 臨床検査技師
主任 湯之上 真吾 臨床検査技師
主任 大園 七瀬 臨床検査技師
主任 高手 恵美 臨床検査技師
主任 外室 喜英 臨床検査技師

検査部からのお知らせ

臨床検査を終了した残余検体の業務、教育、研究のための使用について(PDF)

日本臨床検査医学会の見解(PDF)

検査部組織図

生化学・免疫部門

肝機能検査、腎機能検査、脂質検査、血糖検査、感染症検査、ホルモン検査、腫瘍マーカー検査、自己抗体検査、尿・胸水・腹水検査等

血液検査部門

末梢血検査、フローサイトメトリー検査

細菌検査部門

塗抹検査、菌種同定、薬剤感受性、抗体検査、遺伝子検査(新型コロナウイルス、抗酸菌、CDトキシン遺伝子など)

生理機能検査部門

心電図検査、呼吸機能検査、脳波検査、ホルター心電図検査、トレッドミル検査、心肺運動負荷試験、終夜睡眠ポリグラフィー検査、体性感覚誘発電位(SEP)、聴性脳幹反応検査(ABR)、心臓超音波検査、血管超音波検査、腹部超音波検査、心臓カテーテル検査補助、経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)補助

一般検査部門

尿検査(尿定性・尿沈渣)、便検査、呼気検査

採液部門(中央採液室)

静脈血採血(院内・外注・治験採血)、採尿(検尿)

 

職場紹介

生化学・免疫部門

生化学・免疫検査部門では、患者さんから採取された血液、尿、腹水、髄液などを自動分析装置で測定します。肝機能、腎機能、脂質代謝、糖代謝などを調べる生化学検査、腫瘍マーカー、ホルモン、感染症、アレルギーなどを調べる免疫学的検査、出血傾向と凝固異常の原因を調べる凝固検査などを行なっています。生化学・免疫部門

血液検査部門

血液検査部門では、患者様から採血した検体で白血球数、赤血球数、血小板数、白血球分類等を自動分析装置で検査しています。顕微鏡を用いた検査では、異常細胞の有無を確認しています。末梢血、骨髄液、リンパ節、気管支肺胞洗浄液などの様々な検体からフローサイトメーターを用いて、リンパ球サブセット検査、造血器腫瘍検査を行っており、これらの詳細な検査は白血病、悪性リンパ腫等血液疾患の診断に貢献しています。

血液検査部門1
血液検査部門2

細菌検査部門

細菌検査室は、患者様から得られた検体(喀痰、尿、便など)を用いて、感染症を起こしている病原菌を検出し、その病原菌の薬剤に対する感受性を検査することで、感染症の治療や診断に貢献しています。また、迅速検査として、インフルエンザウイルスやノロウイルス、肺炎球菌莢膜抗原、レジオネラ抗原、CDトキシン、新型コロナウイルスPCR検査や抗原検査など、さまざまな検査を実施しています。更に、ICT(感染対策チーム)に参画し、院内感染防止の対策にも取り組んでいます。

細菌検査部門1
細菌検査部門2

生理機能検査部門

心電図・呼吸機能検査

心電図検査:心臓の拍動に伴って生じる電気的
信号を体表面から波形として記録する検査です。

呼吸機能検査:息を吸ったり吐いたりすること
で肺の大きさ、息を吹く強さを調べる検査です。

脳波検査・トレッドミル検査

脳波検査:脳の神経細胞の電気的活動を頭に
取り付けた電極で、波形として記録する検査
です。

トレッドミル検査:心電図と血圧を測定しながら
運動を行い、心臓に負荷をかけた状態の心電図、
血圧変化を記録、虚血性心疾患の有無や運動耐容
能を調べる検査です。

超音波検査

心臓超音波検査

心臓超音波検査:心臓の動きや大きさ、壁の厚さ、弁機能の評価を行う検査です。

腹部超音波検査

腹部超音波検査:主に肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓の観察を行うことで、形態や機能を調べる検査です。

一般検査部門

一般検査部門では、患者様から採取された尿や便を自動分析装置にて測定しています。
尿検査は尿中に本来含まれるはずのないものや含まれてはいけないものがないか調べます。試験紙を用いて尿蛋白・尿糖・尿潜血などをみる尿定性検査と、機械や顕微鏡を用いて尿中の細胞を見る尿沈渣検査があります。

 

一般検査部門3

便検査

便検査は消化管で出血が起きていないかを調べます。

採液部門(中央採液室)

中央採液室では、全診療科の外来患者様(10歳以上の方)を対象に採血専任看護師、臨床検査技師が採血を行っています。
受付順に整理券を発行し、番号順にお呼びしております。

受付時間 午前8:15~午後4:00
採血時間 午前8:30~午後4:00
採液部門1
採液部門2
中央採液室については、部門案内の「中央採液室」もご参照ください。