感染制御部の紹介
2019年6月に旧医療環境安全部が改組され、医療安全管理部と感染制御部が設置されました。
感染制御部は、下記指針に基づき、本院における医療の安全確保及び質の向上の推進を図ります。
院内感染対策の基本指針
院内感染対策指針
- 患者の安全を最優先とする。
- すべての医療従事者その他職員が院内感染対策及び抗菌薬適正使用活動の重要性を認識し、院内感染予防策を遵守し、安全な医療環境の提供に努める。
- 医療従事者が院内感染し又感染源と成り得ることを十分認識し、医療従事者その他職員の安全の確保と医療環境の整備にも配慮するものとする。
感染制御部
部長 | 西 順一郎(教授) |
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副部長 | 川村 英樹(特例准教授) |
感染制御担当スタッフ(看護師) | 有村 尚子(副看護師長・感染管理認定看護師) |
感染制御担当スタッフ(看護師) | 村田 奈穂(副看護師長・感染管理認定看護師) |
感染制御担当スタッフ(薬剤師) | 茂見 茜里(主任) |
感染制御担当スタッフ(臨床検査技師) | 舞木 公子(主任) |
感染制御担当スタッフ(臨床検査技師) | 中村 政敏(主任) |
業務内容
- 医療関連感染症発生や薬剤耐性菌検出の監視・把握
- ICT(インフェクションコントロールチーム)ラウンドの実施・報告・分析
- 感染報告の取りまとめ、分析・感染防止対策のための指導・助言
- 抗菌薬適正使用の推進や医療関連感染症の診療支援
- 職員の職業感染対策や血液体液曝露後の対応
- 感染制御のための改善方策や感染制御に係る教育・研修事業の企画及び運営
- 感染制御に係る患者や家族への説明等の対応状況の確認・指導
- 感染制御に係る法令等に基づく外部機関への報告、説明及び相談
- 地域医療機関や行政機関からの感染制御に係る相談や鹿児島県における感染制御活動の推進
- 国公立大学附属病院感染対策協議会や感染症関連学会等との感染制御の推進に係る連携
- 感染症対策委員会の円滑な運営や感染制御に係る連絡調整
- その他感染制御の推進
組織図
ICT(感染制御チーム)の紹介
ICTとはインフェクションコントロールチーム(InfectionControl Team)の略称で、院内で起こるさまざまな感染症から患者さんや職員の安全を守るために活動を行う組織です。医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、臨床技術職員、事務職員などさまざまな職種が集まり、横断的に病院全体の感染対策活動を実施しています。
ICTの組織と業務内容
病院全体の感染対策活動を実践的に遂行していくメンバーの集まった組織であり、ICTのコアメンバーとして感染制御部が設置されております。月に1回のICTスタッフ会議で、感染対策に関する報告や協議を行っています。またアウトブレイク等の発生時には臨時のICTスタッフ会議を開催し、感染対策を策定し実施します。歯科では、特に歯科ICTが組織されて歯科特有の感染対策を行っています。